昨日はね~ | のりぴ♪歌います。

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「つばめ」でお世話になってます。歌担当ののりぴです。

初めて体験することってわくわくするよね。
大人後期だってそれは一緒。
子供のときと変わりない。

初録音。
とうちゃんのギター聴きながら考えたことがあった。
この録音は彼の音にしっかりと向き合うことなのかもな~って。

家での練習は台所や居間で何かしながらでゆっくりと向き合うことは無い。
練習を一緒にするのは新しい曲のときそれぞれが自分なりに出来上がってから1~2回。
その後一番星食堂のステージで本番練習っていうか、本番リハーサル・・・つまり緊張感を持っての演奏(誰かに聴かれてることを前提のステージ)これがつばめとしてあわせて確認する工程かな。これを録音してもって帰りそれぞれの時間で聴き、手直ししたり・・・お互いの希望やここは?みたいな話したり・・・。
家の狭い空間で向き合っての練習は、視野が狭まってしまってお互いに想いが強く前面に出てしまう・・・みたいなこともある。
楽曲に対する考えとかもできるだけウォーキング中に並んで歩くときにする。
話しながら歩く・・・有酸素運動にもなるし、けんかになりにくい。
景色も変わっていくし、人ともすれ違ったりするし、風を受けたりとかいろんなことが自然におきてるなかの方が冷静に話せるようだ。

昨日スタジオでギターの音を1音1音選んで奏でるとうちゃんの音とゆっくりと向き合えた。
他の音は全く無い録音中のスタジオで。

彼のギターの音は好きな音。
ギターは弾き手が違うとそれぞれの個性ある音になる。
クラッシックギターは特にその傾向が強い。アコギだって引く人の個性ある音になってるけど。
いつものダイヤ通り音楽ホールでいろんなギタリストさんたちと1本のギターを弾き合うことがあるのだけれど、本当にそれぞれの音になってるな~と思わされることがある。
弾き手の求める音で弾くものなのだ。
手大きさも爪の感じも、描く音楽も違うギタリストそれぞれの世界から出てくる音なのだと思う。

オペレーターさんの都合で少し長く録音するまでに時間があったおかげでゆっくりと時間かけてギターを目覚めさせて弾いてあげられたことも結果としてよかった。
表面版松のギターはなかなかいい音を出すまで時間がかかる。杉のギターは比較的早く鳴り始めるのだけだど。
贅沢にもちゃんと音が鳴り出すまでのウォーミングアップが出来るなんてありがたかった。
その間静かに音を聴いてた私。
・・・この人の音すきなんだな~と実感させられた。
1時間以上アルペジオを淡々と弾く。単音一つ一つを丁寧に弾く・・・。
私もギター弾く者だからこの単純で面白くない伴奏を淡々と弾くことの大変さは知っている。
今更ながら感心させられてしまった感じ・・・だった。
だからね、この音に負けたくないのよ。
この音に酔ってしまって、この中に取り込まれての演奏にはなりたくないのよ。
この人の音のファンだけど、同志だけど、ライバルなので。

そんなわけで昨日の録音は良かったよ。
後はエンジニアさんの手でドレスアップしてもらうだけ。
楽しみね。イツかな~出来上がるのは。