小学校の桜が満開になりました。

風が強いとすぐに散ってしまう、儚い花です。

たった一週間の短い間、これほど人の心を優しくしてくれる花も他にないでしょうね。


先日、イチゴ狩りに一緒に行った友達を含めて4人で女子会(笑)をしました

二ヶ月に一回の割りで会っています。


今回は私の夫が亡くなったので、昨年の11月に会って以来です。

美味しいランチと花見をしました。


この4人は全員職場の同僚でした。

年齢も50代がひとり、あとは60代前半と後半ですが私が一番の年長者です(笑)

ふたりはすでに家庭の都合で退職していて、現役は50代と私だけですが、

私も来年の2月で、いよいよ完全退職です。


今回のランチの場所は和食のお店でした。

目の前が川で、その土手にはたくさんの桜並木が並んでいます。


その日の日替わり定食は、マグロの漬け丼でしたが、

運ばれてきた料理を見てびっくりしました。

漬け丼の他にイカフライ、ミニラーメン、サラダ、漬物と付くんです。

それが込みで1000円しないという安さ。


どうりで、お客さんが男性ばかりだなと思いました。

それもサラリーマンではなく力仕事のような男性ばかり…。


私達4人だけが女性でした。

しかし!

私達もたくましかったですよ!

残さず食べられましたから。

それほど、美味しいものばかりでした。

私も胃が小さくなってしまったので完食出来ないだろうと思ったら、なんのその完食しました。

本当に美味しかったのです。


何の話の流れだったか、

その中のひとりが、何気に言いました。

あ〜ぁ、私もひとりでゆっくりしたい!と。


ご主人は仕事をすでにリタイアして毎日家に居るそうです。

そして、お嫁に行った娘さんの子供、すなわち孫の面倒をたびたび頼まれるそうです。

たまにはひとりでゆっくりしたい、と。


私も夫が元気な頃は同じように思いました。

三食作って、身の回りの世話をして仕事が休みでもひとつも休んだ気がしない。

たまにはひとりでゆっくりしたい、と。


でも、友に言いました。

その何でもない日常が後になっては、とてもかけがえのない大切な毎日だったと感じると思うよ、と。


自分で言って、本当に夫が元気だったころの毎日が私にとってどれほどのかけがえのない大切な日常だったことか。

感謝もせず、当たり前のように生きてきた夫との生活。

いつもありがとう、と私は夫に言ったかどうかさえも覚えていない…。


二度と帰ってこないあの楽しかった日々。

もう、思い出すことしか出来ない家族団欒の日々。

あれほどひとりになりたいと言っていたのに、いざひとりになるとどれだけ寂しいか、経験しないと本当に分からないものです。



それぞれのご主人達を大切にしていただきたいです。



今日は夫の洋服、主にシャツですが洗濯しました。

本当は見ると辛いので捨ててしまおうかと、袋に入れてしまったのですが、

いざ、捨てようと思ったとき、これは絶対後悔する。

いつも気に入って着ていたシャツは取っておこうと思い直しました。


もう着る人が居なくなったシャツ達。

二人でシャツを買いに行くと、必ず似たような物を買ってしまい、それもチェック柄が多く、今日洗濯しながらほとんどチェック柄ばっかりと気づきました(笑)


男性のLサイズだから大きいですが、私が着たいと思いました。

いつも夫が側にいてくれる、そんな気持ちで大きくても着ていたいです。


そして、庭に洗濯物を干していた時、気づいてしまいました。

雑草が凄いことになっています。

あ〜、見なきゃ良かった。


そういえば、去年の今頃はまだまだ元気だったから夫が草刈りをしてくれていました。

私が仕事から帰ると、庭、見たか?と言うので、暗くなっているから分かんないよ〜と言うと、そうか、じゃ、明日の朝に見てみろと言われました。

次の日の朝、庭に出てみてびっくりしました。

きれいに草が抜かれていて、さっぱりしていました。

今思えば、その時も私はありがとうとは言わなかった(泣)

癌で闘病中の人が草刈りをしてくれたのに、感謝の言葉も言わなかった。

あきれた妻です。


今年はどうしたらいいのでしょうか。

もちろん、私がやることになりますが夫のようにはいかないと思います。

ここ10年、私は外で仕事

夫が庭の草刈りや修理、と役割が決まっていたので私は草刈りをほとんどしていないのです。

でも、ひとりになってしまった今、

文句を言う相手もいないので、草刈りしながら草に文句を言っていました。

口は悪いですが、くそ!くそ!って(笑)

何で生えてくるのよ、あんた達の面倒を見る人はもういないのよ!

私じゃ、らちが明かないよ〜!

生えてこないでよ!


毎日少しずつ草を抜かないと大変な事になりますので、頑張ってやりたいと思います。

空から見ててね〜。














お彼岸も明けて、またいつもの日常が戻ってきました。

両親のお墓参りも行ったし、夫の初彼岸も無事に終わりました。

さあ、人に言われるのは嫌だけど(笑)自分に活をいれて元気にならなくちゃ。


そんなときに、

友人のひとりから連絡があり、私がかなり痩せてしまいやつれている、と別な友人から聞かされて、(そうでもないんだけど笑)

それは大変!

美味しいものを食べに行こう、イチゴ狩りにでも行こうよ、との事でした。


行き先は、千葉県東庄のイチゴ農園。

銚子の手前ですね。

雨が続いた後の久しぶりの良いお天気でのドライブでした。

車の中では夫の話を聞いてもらい、聞き上手な彼女のおかげで私はかなり饒舌になっていました。

こんなにも、夫の話をしたかったんだなぁ〜と改めて思いました。

前のブログで書いた、歳上の知人のように不躾な言い回しもなく本当にいたわってくれました。


私にはこんなにも私を思ってくれる友人がたくさんいる。

私は、彼女達に何もしていないのに私のために泣いてくれ、いたわってくれる大切な友人達。

普段はそっとしておいてくれるが、私が落ち込んでいると知ると必ず外に連れ出してくれる。

本当にありがたいです。


所々休憩しながら、

二時間あまりのドライブで、イチゴ農園に到着。

このあたりは今の季節、たくさんのイチゴ農園がありますが、私達が行ったところはネットでも有名な所でした。

予約のみでの受付なので、混雑もなく思いっきりイチゴ狩りが出来ました。


ランチはお刺身の有名なお店で、これまた友人が予約していたようで個室でゆっくりと食事が出来ました。

胃が小さくなってしまったようで、たくさんは食べられませんがとっても美味しいお刺身でした。

帰りは近くの香取神宮にお参りしました。

桜の木はまだつぼみでした。

来週あたりが見頃でしょうか。

お団子を食べたり、お茶したり〜。


佐原の道の駅で買い物をして、家まで送ってくれた友人。

本当に心使いに感謝です。


夫にイチゴをお供えして、

楽しかったよ〜と報告しました。

遺影が少し微笑んだように感じました。


夫がいなくても、楽しみを見つけて生きていくしかないんですね。


あの人はもうこんな楽しみをすることも出来ないのに、私だけ楽しんでいいのか、と言う罪悪感がかなりありました。


50代頃までは、お互いに好きなことをして別行動が多かった私達は、

60代に入ると、夫の病気もあって一緒に行動するようになりました。


想い出をひとつひとつ作っていこう、との考えからでしたが、その想い出が今、私を苦しめているのですが、、、


夫との外出は

ほとんどドライブや食事で、旅行は行きませんでしたが、それでも十分幸せでした。

最後のドライブは、去年の三月なのでちょうど一年前になります。

確か、お彼岸のお墓参りを兼ねてのドライブだったと思います。

近場だったけど、楽しかった…。


あれが最後の二人だけの外出でした。

四月の入退院では、麻薬系の痛み止めになったので車の運転は出来なくなりました。


去年、イチゴ狩りの話をしていて行ってみようかと計画はしたのですが、体調があまり良くなくて断念したのを思い出しました。


今回、思いがけず友人の誘いで行けました。

これからは、夫とは行けなかった所にもどんどん出掛けて、帰ってきたら報告したいと思います。


私だけが楽しんでも、許してくれますよね。


まだまだ悲しみからは抜け出せません。

今日も仕事の帰りに雨が降ってきました。

バイクを運転しながら、夫がいたら送り迎えをしてくれたはずです。

会いたいなぁ〜と思ったら走りながら涙がこぼれました。

雨の時は、特に感じます。

まだまだ夫が恋しい私ですが、もうすぐ桜が咲きますね。

きっと気分も明るくなるでしょう。

夫が心配しないように前を向いて歩いて行きたいと思います。




追伸

ジュリーブログとして始めたこのブログですが、最近は亡き夫の事ばかりで申し訳ありません。

ジュリーのブログは他にもたくさんあるので、

そちらをご覧頂いて、当分は夫の想い出ブログになりますのでご了承下さい。






二回目の月命日です。

まだまだ寂しい毎日です。



先日、偶然会った歳上の知人に夫が亡くなったことを話しました。

そしたら、


大変だったわね、でもこれであなたも楽になれて良かったんじゃない?

これからは好きな事をしなさいね。

ジュリーのコンサートに、好きなだけ行けるじゃない?

元気そうだから、今度はランチでもしましょ。

メソメソしてても、ご主人は帰って来ないしね。

これからは、幸せになるのよ。





えっ!

ちょっと待って。

慰めの言葉なのは分かるが、ちょっと違うんじゃない?

私、楽になりたいなんて、ひとつも思ったことはないし。

楽になんてならなくていいから、生きてて欲しかった、とずっと思っていたし。

と、心で呟きました。


好きな事をしなさいねって、私は夫がいたから好きな事が出来たの。

ジュリーのコンサートだって、あの人がいたから行けたの。

帰る港があったから。

と、また心で呟きました。



たった二ヶ月で、私が立ち直れると思うわけ?

表向きは元気にしてるけど、まだまだ辛いのよ!

私の心の何が分かるの?

と、また心で呟きました。

幸せになるのよ、って十分幸せでしたけど。



じゃ、またねと別れましたが、もう会うこともないでしょう。



辛かったね、と言って肩を抱いて欲しかった。

泣いていいんだよ、と抱きしめて欲しかった。

良く頑張ったねと、いたわって欲しかった。



家に帰って、夫の遺影を見たら泣いてしまいました。

夫を楽にしてあげたいとは思ったけど、私自身が楽になりたいなんて、本当に思わなかった。

あの壮絶な介護がまだまだ続いたとしても、生きてていてくれるならそれで良かった。

結局、それは夫を苦しめる事になるのは分かっていますが。



私の胸の中に土足で入ってきた先ほどの知人は、きっと悪気はなかったのでしょう。

私が夫の介護をしていたのを可哀想と思ったのでしょう。

だから、楽になって良かったね、と言ったのでしょう。

私を少なからず心配しての言葉でしょう。

はい、良く分かりますよ。


でも、

私の何が分かるの!と、また思ったら夫に聞いてほしくて、遺骨を抱きしめてしまいました。



これからはひとりで生きていくんです。

私のこれからの人生は、私が決めるんです。


好きな事をしようがしまいが、決めるのは私です。

生き残ったものは、生きていかなくちゃならないんです。

人から、元気になってねと言われるのは結構きついんです。


私の人生や幸せに、何か言っていいのは私だけなんです。