人生意気に感ず「トランプの焦り。バイデンの演説に総立ちの人々。小泉氏の女性スキャンダル。父との比 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「トランプの焦り。バイデンの演説に総立ちの人々。小泉氏の女性スキャンダル。父との比

◇実業家のイーロン・マスク氏を閣僚にというのはトランプの焦りを示すものと思っていた。しかし民主党の怒濤の勢いの中で今度は民主党のケネディを閣僚にと言い出した。呆れると同時にトランプがパニックに陥っているような感を抱く。

 バイデン大統領のお別れ演説に会場では数分間のスタンディングオベーションが起きた。「自由と民主主義のために投票する準備はできているか」と問い、「トランプを打ち負かす必要がある」と力強く訴えた。「私たちはアメリカ合衆国だ。結束すれば不可能なことはない」と締めくくった。

 オバマ元大統領は「アメリカは新しい章の準備が出来ている」と語り、ミシェル・オバマ夫人は「アメリカに希望が戻ってきた」と訴えた。元国務長官ヒラリー・クリントンは女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」に言及しハリス氏の挑戦について「ガラスの天井を決定的に打ち破る直前まで来ている」と語りハリス氏支持を呼びかけた。これらの人々のメッセージは多くの人々の胸を打つに違いない。特にトランプの危険性に不安を感じる人々を動かす筈だ。22日にはハリス氏の指名受諾演説が行われる。11月5日は目前である。歴史の巨大な歯車が回ろうとしている。そして新しい扉が開かれるのだ。

◇小泉進次郎が総裁選で大きな可能性をもって語られ出した。菅・森両元首相などが推しているとみられている。現在最も求められるのは新鮮さなのに「傀儡」のレッテルを貼られかねない。これまで軽率と見られる発言も指摘されてきた。大丈夫なのかの声も少なくない。週刊文春の最新号を読んだ。「重大リスク」としていくつもの問題点を取り上げているが、最大のものは女性問題。元復興庁職員、女子アナ、人妻実業家など華麗な女性遍歴から永田町のドンファンと称されたという。文春が今この問題を大きく取り上げるのは自民党の総裁を目指す者は政治の信頼を問われるからである。裏金が騒がれた。女性の乱れた関係はそれ以上の重大事。求められるクリーンさと新鮮さは人間の信頼性に支えられたものでなければならない。それを追求することが週刊誌の社会的使命と考えている筈だ。裏金の汚れた海を泳ぎ抜いて次代のリーダーになる者は誰か。小林鷹之氏との決戦も話題になっている。父親で元総理の小泉元総理には、一筋の道を激しく貫く武士道を感じさせるものがあった。つい親子を比較してしまう。大丈夫なのか。(読者に感謝)