人生意気に感ず「ハリスの勢いは止まらない。恥を知れ大河原町議会。サッカー初戦の快勝。横綱敗北に拍 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ハリスの勢いは止まらない。恥を知れ大河原町議会。サッカー初戦の快勝。横綱敗北に拍

◇アメリカの大統領選ほどダイナミックなドラマは少ない。特に今回は格別の感がある。トランプを撃った危険な銃口がハリスに向うことを恐れる。世論調査によれば暴力に訴えて目的を達することを容認する人々が少なからず存在するからだ。民主共和両党のせめぎ合いが強調されるが無党派層の存在は無気味で大きい。多様性が尊重される社会に於いて国民を二大政党に分けることは土台無理なことなのだ。無党派という枠でくくるのは正確ではないが既存の政治に嫌気がさしている人は膨大なものだろう。ハリスの出現はそういう人々にも大きな影響を生じ始めた。世論調査はハリスの優勢気味を報じている。無党派の人は老々対決を嫌う傾向だがハリスはトランプより19歳も若い。副大統領候補の選択で更に動きが加速するに違いない。

◇「恥を知れ」、石丸伸二氏の声が宮城県大河原町議会から聞こえてきそうである。ただし今度は議会見学の小学生の声である。社会科の授業で一般質問を見学した児童はスマホでゲームをしている議員を見た。感想文に議員がこれでいいのかと書かれた。他に「寝ている議員がいる」との感想文もあった。安芸高田市議会のことがあんなに非難されて間もないことである。純粋な子ども達が受けた衝撃は測り知れないだろう。石丸氏の議会に関する対立姿勢を批判する声があるが、実態は深刻なのだ。大河原町議会に限らず全国いたる所の議会に存在すると思われても仕方がない。「恥を知れ、恥を」、この声は恥知らずの議員を選んだ有権者にも向けられねばならない。

◇25日午前2時に始まった五輪サッカー初戦で日本はパラグアイに快勝した。5対0である。朗報はこれから始まる全ての競技の選手に測り知れない激励となるに違いない。私はかつて訪れたパラグアイの光景を懐かしく思い出す。南米のヘソを言われウルグアイと共に海のない国である。首都アスンションではラパチョというこの国の国木がきれいだった。県人会の人たちの大変な苦労を知った。私の「シベリア強制抑留・望郷の叫び」を読んで涙を流したという。自分たちの苦しみと重ねたのであろう。65万羽の鶏を飼う壮大な前原農場は映画ジャイアンツを想起させた。人々はサッカーをどんな気持ちで観たであろうか。

◇無敗を続けた横綱照ノ富士を大の里が下した。乱舞する座布団。その一つ一つに観客の興奮が結びついている。私も思わず立ち上がって手をたたいた。名古屋場所は燃えている。(読者に感謝)