人生意気に感ず「石丸氏は勝ったのだ。マグマを絶やすな。石丸氏の今後に。酷暑は地獄の門」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「石丸氏は勝ったのだ。マグマを絶やすな。石丸氏の今後に。酷暑は地獄の門」

◇首都決戦は衝撃の結果で幕を閉じた。石丸の勝利を期待したが成らなかった。しかし蓮舫氏に勝ったことは凄いの一語に尽きる。ひと月前に広島の山の中から出てきたばかりの男なのだ。YouTubeとSNSが選挙のかたちを変えた。選挙に行ったことのない人々が熱く燃えた。私としても都知事選にこんなに動いたことはなかった。私のツィート(X)へのアクセスが16万件を超えたのだ。寄せられたおびただしいコメントから都民の切ない程の思いが伝わってきた。83歳、元自民党県会議長が真剣に応援していることが衝撃を与えたのだ。敗戦を受け止めた石丸青年の表現はすがすがしかった。彼の胸中には勝利と変わらない達成感があったに違いない。私を最初に動かした快音は「恥を知れ」の叫びであった。安芸高田市議会の醜態に加えた鉄槌であった。この叫びは時あたかも燃え上がっていた国会の醜態と重なって燎原の火のように広がった。ある人は石丸氏を清流の若鮎と表現したが、彼は単なる美しい絵ではなかった。大義を掲げ、身を捨てて行動する若者であった。私は「細流は合流して大河となる、大河は東京を動かし日本を変える、それをやろう」とツィートした。一日10カ所を超える街宣の度に集まった夥しい群衆は大河が実現した光景であった。マグマは動いた。これを一時的な花火に終わらせてはならない。私は民主主義の危機を訴えてきた。今回の出来事は大衆が衆愚でないことを示した。小池291万8015票、石丸165万8363票、蓮舫128万3262票、各氏の得票である。三氏の票をじっと見て考える。巨大マスコミの報道姿勢にも問題があったと思う。石丸氏の街宣の状況を余り映さなかった。小池氏の化けの皮を鋭く追求しなかった。緑のたぬきと呼ばれた実態をあばくことをしなかった。石丸氏の功績の一つは小池・蓮舫両氏を古いタイプの政治家に位置づけたことだ。石丸氏の今後に注目したい。彼を支持した膨大な人々の今後に注目したい。マグマは急速に冷えるのが常である。裏金国会、裏金議員という卑しいレッテルを温存させてはならない。

◇7月の初めというのに40度に迫る暑さである。異常を超えている。これをどう表現すべきか。国連は沸騰と表現し、更に地獄の門が開いたと発言した。無心に水に戯れる子どもたちを見てその将来を憂う。地球環境の危機は文明の危機であり、人類の危機である。世界は一つにならねばならない。世界のリーダー、アメリカはどこに向うのか。(読者に感謝)