人生意気に感ず「月の裏側に手をのばした中国の力は。都知事選の大義名分。民主主義を守れ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「月の裏側に手をのばした中国の力は。都知事選の大義名分。民主主義を守れ」

◇楫取素彦の総会をはじめいくつもの課題を乗り越えてきた。猛暑の中、身体がだるい。一日3回の走りは欠かさないが速度は出せないのだ。それでも深夜は心地よい。闇の中、昼間は気付かない小川の音が生きている。とどろく上武道路の音は昼夜を問わない産業界の姿である。見上げると満月である。

 月がまた身近な存在になった。中国が月の裏側の資料を持ち帰った。月は同じ面を地球に向けて回っているから裏面は謎の世界だった。そこには宇宙人の基地があるなどという話が飛んだこともあった。嫦娥6号が持ち帰った資料は月の南極域の盆地の物。この盆地は巨大隕石の衝突で削られてできたから、深部がむき出しになっており資料は深部の貴重な情報を教えてくれるだろう。

 中国は「宇宙強国」の建設を掲げ月の探査に全力を上げている。月には未知の資源も予想されるが国際ルールはなく「早い者勝ち」となっている。美しい満月が「あれは我が国の物だ」などと言われる状況は避けねばならない。中国の覇権主義が批判されている。覇権を宇宙に広げることがないように人類は英知を傾けるべきだ。7月1日は、群馬県日中友好協会の総会である。真の友好を進める上で私たちは試練の場に立たされている。日中両国の重要度は昨今の国際情勢の中で加速している。それは民間同志の友好の大切さを意味する。これらのことを踏まえて1日はしっかりした挨拶をしようと思う。

◇都知事選、夏の陣はいよいよ熱くなっている。古来戦いには大義名分が重要だ。大義は美しく光るものでなくてはならない。小池・蓮舫両氏の旗には汚点がある。学歴詐称や二重国籍である。小池氏のことを緑のタヌキという人がいる。一方がタヌキなら蓮舫氏はキツネか。東京の有権者は眉に唾して騙されないよう警戒すべきである。タヌキやキツネの所業を浮き立たせ光を当てているのは石丸伸二氏の存在である。街頭演説に途方もない多くの人が集まっている。政治に不信を抱き現状を変えようという人々の怒りを示す光景である。選挙の構造が東京から変わりつつある。「もしかして」という微かな望みが現実に移ろうとしている。民主主義の危機を救わねばならない。公共報道を利用して「NHKをぶっ壊せ」と妙な連中が叫んでいる。その中味は聞くに耐えない。こういう存在を法的にぶっ壊すことは民主主義を守るために必要である。沸騰する東京都に一筋の涼風が生まれた。それを大きな流れにしよう。(読者に感謝)