人生意気に感ず「石丸の勢いの源は。“恥を知れ”はどこまでも響く。大谷23号はどこまで」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「石丸の勢いの源は。“恥を知れ”はどこまでも響く。大谷23号はどこまで」

◇ふるさと塾で私の話が終わって自由な発言となった時、Fさんが手を上げた。「先生は都知事選をどう見ていますか」。この人は蓮舫氏支持であることを私は知っている。「まさかのサプライズが起きるかも知れません」私がこう言っても塾生の反応は鈍い。都で石丸氏の嵐が日毎に激しくなっていることを真剣に受け止めていないのだ。大学時代の友人が電話をかけてきた。「石丸ボランティアが凄いよ。30万枚の証紙を二日で貼り終えた。女子高生がビラ配りを真剣にやっているんだ。タヌキとキツネは無党派層には飽きられているよ」と。小池知事を緑のたぬきというそうだ。いかにも化かしそうだなと笑ってしまった。これがタヌキなら蓮舫氏にはキツネの表現がふさわしい。政治不信は加速するばかりで一般大衆はいい加減にしろと思っている。「恥を知れ」と叫んで登場した石丸伸二に人々が注目するのは当然のことだ。今や街頭に立つと2,000人もの人が集まると言われる。ドトールコーヒーの創業者鳥羽氏が進んで後援会長を引き受けた。首都には津波や巨大地震の自然災害が迫っているが石丸旋風は大津波の感がある。緑のたぬきの学歴詐称をメディアは本気で追及しないが大衆は知っている。国会が形式に流され日本丸が羅針盤を失って漂流し民主主義が衆愚政治になりつつあることに大衆は怒っている。この大衆の怒りが石丸現象のエネルギー源になっているに違いない。7月7日までにこの流れはどう変化するのか。私の友人で元都庁幹部は驚くべきことを漏らした。「都の職員で石丸と一緒に仕事をしたい人が少なからずいるようだ」と。また元高級官僚の友人は「東京周辺自治体の人々の影響力は大きいよ」と指摘する。東京に職場があるとか知人友人親戚などの繋がりは膨大だというのだ。この人は笑いながら言った。「地殻変動は確実だよ、君」。この声に揺すられる自分を感じた。そして思った。これがその地殻変動の力かもしれないと。

◇23日大谷が23号を放った。快音は私の心まで響く。誰かが言った。「大谷は日本の宝」と。その通りだと思う。昭和15年生まれの私は少年時代アメリカに対してコンプレックスがあった。敗戦の衝撃は大きかったのだ。大谷の雄姿は日本が大きく変わったことを示している。国産物に誇りを抱く現在である。大谷の活躍はそれを象徴している。一本打つごとにスタンドが沸き立っている。大谷は日本の文化を伝えている。そこに日本の宝といえる意味があるに違いない。(読者に感謝)