人生意気に感ず「自衛隊の役割と応募者の減少。教員志願者の減少。石丸伸二の衝撃度」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「自衛隊の役割と応募者の減少。教員志願者の減少。石丸伸二の衝撃度」

◇人口減社会の衝撃が続く。高齢者は増え若者は減り続ける。晩婚、非婚が時代の大きな流れである。近い将来(2040年)18歳人口は7割ほど減ると専門家は分析する。厳しい国際情勢下で自衛隊は大丈夫なのか。北朝鮮、ロシア、台湾有事など日本を囲む環境は深刻である。国内的にも災害の多発が続き自衛隊の役割は増している。自衛隊は正に内憂外患の中にある。募集しても志願者がなかなか集まらないと言われる。今の若者は危険な職種を避ける。国民の生命財産を守るという公共心が薄れているのだ。自衛隊は大丈夫なのか。日本は大丈夫なのか。私は心配でならない。現実はまったなしである。自衛隊の減少が避けられないとすればその対策を考えねばならない。アメリカに頼り過ぎることはできない。装備の無人化が言われている。ドローンやAIの導入は当然であろう。しかし、枝葉の問題を論じても解決にはならない。国会で真正面から取り組み激しく議論すべきだ。裏金で国会が機能しないのは悲しい現実である。我々国民一人一人が主権者として国を守ることを真剣に考えるべきである。

◇教育は国の大本であり、それを支えるのは教員である。公立学校採用試験の志願者が減り続けている。この事態は教育の崩壊に繋がりかねない。窮余の策として各地の教育委員会は試験日程を早めている。採用が早い民間企業に流れるのを防ぐことが目的である。しかし日程を早めるだけでは問題は解決しないだろう。民間企業は教員採用試験が早まればその先回りをして採用すると言っている。背景は人手不足なのだ。若者は条件が良い職場を選ぶから教員の労働環境の改善が急務に違いない。

◇安芸高田市長を辞めて都知事選立候補を表明している石丸伸二氏が政策を発表した。中心は「経済により東京都を動かす」だという。ボランティアを募集したら千人以上が集まったというから驚く他ない。市長時代過激な発言で注目され、YouTubeの発信力で日本一と世界一を達成した。「もしかして」と興味を示す人は増えているに違いない。私の周りにも夢中になっている人がぼちぼち出ている。もしものことがあれば東京都だけでなく日本が動くことになるだろう。

◇副知事1年限りでやっと県議会で可決された。知事は議会側と確認書を交わしたがその中に次の項目がある。「丁寧に県職員に対応するよう宇留賀氏を指導する」、「議会との意見交換の場をつくる」これが問題の本質を雄弁に物語る。(読者に感謝)