人生意気に感ず「カイロ大学チームメイトが衝撃の発言。二人の高校生の心温まる行動」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「カイロ大学チームメイトが衝撃の発言。二人の高校生の心温まる行動」

◇ピラミッドを背景に立つ二人の女性の姿がある。1976年に撮影した北原百代さんと小池百合子氏のツーショットである。北原さんは小池氏のカイロ大学留学時代のルームメイトであり同居相手であった。4月末北原さんは都内でメディア数社に実名で詳細な証言を行った。その内容は衝撃的だ。

 小池さんはある時カイロ大学の進級試験に失敗して落胆して言った。「落ちちゃった」と。教授に相談すると、言われた。「あなたは最終学年ではないから追試は受けられない」。小池さんは事情もあって卒業しないで日本に帰る。その時北原さんに言ったという。「日本に帰ったら本を書くつもりよ。でもそこに北原さんのことは書かないわ。ごめんね。だってバレちゃうもの」。小池さんは再びカイロに戻ったとき、北原さんに日本の新聞記事を見せた。それには「カイロ大学文学部社会学科を日本人女性として初めて卒業」と紹介されていた。北原さんは驚いて「そういうことにしちゃったの」と問うと小池さんは「うん」と答えた。北原さんの発言が事実だとすれば小池さんの行動はかなりうかつだったことになる。将来政治の道に進むことは考えてもいなかったに違いない。北原さんの指摘で重要なことがある。それはエジプト社会の特色である。コネとお金がものを言う。お金で権力を動かすことが出来、いろんな証明書はいくらでも作れるというのだ。都知事選が目前に迫った。小池さんの出馬は確実だろう。カイロ大学は卒業を証明している。証明書は本物である。それを覆すことは不可能に近い。有権者の都民の中には卒業が真実か否かを深く考えずに投票する人も多いと思われる。文藝春秋の最新号では小池都知事の学歴詐称につき元再側近の弁護士が刑事告発することを表明している。そういうことになれば事態は深刻なものとなるだろう。

 裏金問題による政治不信の嵐を連動することも有り得るだろう。当分目が離せない。

◇大谷の快音に続いて心をときめかせる珍事があった。マクドナルドの二階でコーヒーを倒してしまった。その時、隣りの席の二人の高校生がさっと立ち上がり、飛び散ったコーヒーを紙で拭き始めた。私がハンカチを取り出したら「ああ、汚れるからいいです」と言って自分のハンカチで拭いてくれる。訊けば前高生だという。「実は君たちの先輩なんだ」ということで話が弾んで発展した。中国に触れ、一人っ子政策を改めても非婚化晩婚化が進み日本と同じように社会の高齢化が加速している。これからの日本は中国と賢明に付き合わねばと日本の役割を話した。熱心に耳を傾けていた。(読者に感謝)