人生意気に感ず「太陽のエネルギー核融合。国賓としての役割。USスチールの行方。長江上映で挨拶」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「太陽のエネルギー核融合。国賓としての役割。USスチールの行方。長江上映で挨拶」

◇民主主義と非民主主義国家の競争はあらゆる分野で熾烈である。こうと決めたら反対を許さず国が一丸となってことを進めるからだ。夢のエネルギー核融合で中国は国家主導で猛烈な前進を続けている。核融合は超高温で原子核が融合する際途方もないエネルギーを出す。太陽のエネルギーはこれである。核分裂によるエネルギー利用は多くの問題を抱え先が見えない状態にある。正に人類にとって夢のエネルギーなのだ。

 核融合には摂氏1億度を維持させる技術が必要だが中国は既に達成している。膨大な予算と人を一点に集中させる超大国の姿に驚きと不安を禁じ得ない。技術立国にして唯一の原爆被爆国日本はこの夢のエネルギーにもっと必死で取り組まねばならないが国民の関心は薄い。教育の大きな課題でもある。

◇満身創痍の状態で岸田首相が8日アメリカに向った。米国は国賓待遇で迎える。日米同盟がかつてない程重要となっている。一敗地にまみれた日本がよくここまで来たという感を抱く。日本の存亡がかかる程の国際情勢下岸田首相の役割は大きい。議会演説に備えて英語のスピーチにも力を注いだと言われる。真の国賓待遇に応えられるか世界の目が注がれている。

◇日米首脳会談の課題の一つに日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収問題がある。かつて「鉄は国家」と言われ製鉄は日本の国策と共にあった。戦争には第一に鉄が必要だったからだ。平和国家となり日本製鉄の高い技術は今や車社会を支える存在である。米議会にはUSスチールの買収に関し日中の強い継りを理由に反対する声がある。それは当たらないことを岸田首相はきちんと示すべきだ。バイデン大統領が買収に反対を示すことには目前の選挙を意識する姿が窺える。大統領が民間企業の存在に大きく口を出すことは、中国の保護主義を批判することと整合性を欠く。

◇今日10日は群馬県日中友好協会にとり重要な1日に。市内のホテルでの「長江再会」の上映会だ。唯の上映会ではない。世界のインフルエンサーとして旋風を起こしている竹内監督及びチベット族女性が会場に現れる。私は冒頭の挨拶で次のように挨拶する予定。「世界の秘境チベットは神秘と謎の存在です。悠久の中国の歴史は長江と共にあります。源流の一滴を受け止めることは中国の原点の理解に通じます。この企画が真の日中友好を前進させるでしょう」。(読者に感謝)