人生意気に感ず「大谷の快音に思う。自民党の処分は茶番劇か。モンスター選挙年とバイデンの一般教書演 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「大谷の快音に思う。自民党の処分は茶番劇か。モンスター選挙年とバイデンの一般教書演

◇本当に久しぶりの快音だった。大谷の1号である。バッターボックスに立つ表現に悲壮感が窺える。ドジャーズに移籍し公式戦が始まり、大谷だけにホームランが出ない。1人の野球選手の一発にこれ程執着する自分がおかしかった。信じ難い契約金のプレッシャーに耐えて世界中の期待に応えられるのかという興味があった。驚くべき様々な話題がタイミングよく重なった。第一は結婚である。いかにもお似合いの長身の美人は世にも稀な幸運児に天が与えたプレゼントに思えた。世の中は沸きに沸いた。そんな良いことばかり続かないぞと誰もが思う。その時起きたのが専属通訳の賭博にからむ疑惑である。一歩間違えば刑事事件の共犯にもなりかねない。人の良い純情無垢な大谷が巧妙な罠にはまることは有り得ると思えた。正にそんな時の快音であった。総立ちのスタンドに応えて走る姿は実に格好良い。その一打は真剣勝負で打ち下ろすサムライの一刀に思えた。スランプから抜け出した幸運児の進撃が続くことを祈るばかりだ。

◇自民党国会議員の処分が発表された。39人の対象者の顔が並ぶ。離党勧告、党員資格停止、党の役職停止から戒告までである。前代未聞のことだ。党内には不満などの不協和音が渦巻いているらしい。岸田首相及び二階氏が処分されないことに対する不満の声も聞こえてくる。野党からは「自民党内の党内抗争だ」、「処分の重さが恣意的でぐちゃぐちゃだ」といった声が聞こえる。

 一番の問題は国民の受け止め方である。今回の事件の核心は国民に対する政治不信である。国会は国権の最高機関である。それを支える国会議員に対する信頼が地に落ちた。天下大乱、内憂外患の時に国会が機能不全に陥っている。自民党は立ち上がれるのか。解党的再出発は出来るのか。それは主権者たる国民の審判を仰ぐより他にない。

◇昨日、ある公務員の来訪を受けた。定期的に私の話を聞きに来る。民間との繋がりを重視するもので意義あること。私はモンスター選挙年について熱く語った。世界は混乱と沸騰の中になる。プーチン、トランプの怪物ぶりに全世界が振り回されている感がある。私はバイデン大統領の一般教書演説の意義を語った。

 10日のイベント「長江再会」が迫った。人々はチベット奥地の長江の原点の一滴をどう受け止めるであろうか。激動中国の本物の姿は最奥地にある。中国の原点を見極めたいと思う。(読者に感謝)