人生意気に感ず「女性市長我がミライズで講演。外国人スピーチコンテスト。高校で主権者教育を。若者を | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「女性市長我がミライズで講演。外国人スピーチコンテスト。高校で主権者教育を。若者を

◇13日市役所で女性市長小川さんと会った。16日ミライズでの講演の打ち合わせだ。市長との面会は久しぶり。市長選では前市長側で激しく戦った仲。今は前橋の発展のため力を合わせることで一致している。「市職員には肩書きでなく“さん”づけて呼んで欲しいと望んでいますが私は何と呼んだら」と言ったら「先生は呼び捨てで結構です」と笑顔。県議時代が一期重なっており交流があった。楫取素彦の会で一緒に萩市へ行ったこと、ふるさと塾に出席したことも話題になった。講演は16日(土)11時からロイヤル9階。テーマは女性市長としての抱負が中心。参加は自由。立ち見が出たらお許し願いたい。

◇13日、理事を勤める日本語学校で外国人日本語弁論大会の審査員として審査と講評を行った。テーマは「共生」。発表者は7人。若者たちは激動の日本で何を学んだか私の期待は高かった。キルギスの男性は「人間とは何か、皆さんも考えて下さい」と呼びかけた。アリストテレスに触れていたのには驚いた。講評で言った。「共生は日本人にとって、また世界の人々にとって重要なテーマであり課題です。皆さん、よく考えておられることに感動しました。共生を進めるには人間への理解が必要です。古代ギリシャの哲学者アリストテレスの登場には驚きましたよ」と。

◇14日はある高校で1時から「主権者教育」をテーマに講演する。「憲法をやさしく説明して欲しい」と要望があった。多くの映像を用意した。原爆のきのこ雲とパイプをくわえたマッカーサー元師がタラップを下りる姿で始まる。「原爆で無条件降伏し、アメリカの支配下で日本国憲法は実現しました」と語るつもり。

 クイズ形式の画面も。「天皇は国の   である」、「主権は次のどれか」等。自衛隊員及び艦艇の写真は9条の戦争放棄の材料。基本的人権を説明した後国会議事堂の写真が。ここでは衆院、参院の違いと役割を語る。福田赳夫をはじめ4人の元総理の顔が並ぶが若者は果たして知っているだろうか。三権分立の流れであるが、立法権に続く司法権では最高裁と前橋地裁の写真が。地方自治では群馬県庁及び前橋市役所を登場させ、山本知事と初の女性市長を語るつもり。

◇主権者教育として力を入れるのは15条が定める公務員の選挙。主権者として登場する非常に重要な場面なのに投票率が極めて低い。選挙の歴史に触れて彼らを𠮟咤しよう。日本が沈没していくのを自覚しないのは茹蛙と同じではないかと。(読者に感謝)