人生意気に感ず「衆院優位の憲法を学ぶ。真のセンテナリアンとは。クマが受難の時を。我が家のネズ公」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「衆院優位の憲法を学ぶ。真のセンテナリアンとは。クマが受難の時を。我が家のネズ公」

◇進行中の国会のトラブルは図らずも衆院の優越性に関する良い教材を提供することになった。参院の存在意義については無用論もあるくらいだ。憲法60条は衆院が可決した予算を受け取った後参院が30日以内に議決しない時は衆院の議決を国会の議決とすると定める。

 能登支援の目的もあり政府は年度内予算成立を決意していた。そのためには今月2日中での成立が必要だった。そこで土曜日にもかかわらず深夜まで審議して成立させた。予算案が土曜日に採択されたのは31年ぶり。2日に衆院可決により年度内、つまり3月中の成立が確実となった。

◇先日105歳の天寿を全うした岩田亀作さんはセンテナリアンだった。100年、つまりセンチュリーを超えて生きる人のことだ。数年前の調査で7万人を超えていた。毎日のお悔やみ欄で100歳以上の人がよく目につく。しかし真のセンテナリアンとして目標とすべきは100歳超の健康長寿である。時々スーパーセンテナリアンともいうべき人が報じられる。先日は100歳で、毎日プールで泳ぐ凄い記録保持者の男性、更に驚くべきは107歳の現役理容師。笑顔で働く姿が報じられた。米国の調査会社が世界最高齢の現役理容師と認定した。一筋に打ち込む仕事、そして常に人と接することが健康長寿の秘訣に違いない。

◇自分の事であるが、83歳にして毎日3回楽しく走っている。拙著で102歳まで走ると宣言した。102歳は2042年に当たり団塊ジュニア世代が高齢者となる。認知症があふれるだろう。その時、元気な姿で高齢者の先頭に立って走る姿は多くの人に勇気を与えるだろう。一つの社会貢献になると秘かに決意している。あと19年この間に何が起きるか、社会はどう変化するか、それは期待と共に大きな恐れでもある。

◇クマの被害が相次ぐ中、指定管理鳥獣に指定された。国が捕獲費用などを支援する。人里に出没する要因はドングリの「凶作」である。クマさんの愛称で慕われるクマにとって受難の時だ。クマは繁殖力が低い。よく目にする親子連れも子グマは一匹のことが多い。ニホンジカやイノシシとは異なる独自の管理が必要だと思われる。クマは学習能力が高いと言われる。人間を恐れさせる工夫が求められる。

◇我が家にネズミが増えて困っている。彼らの賢さ、学習能力の高さには驚くばかりだ。強力な粘着力の罠もその縁を巧みに渡って逃げてしまう。彼らとの知恵比べが続いている。(読者に感謝)