人生意気に感ず「立春パーティで緊迫の天安門を語る。福田元総理は語った。総決起の盛り上がり」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「立春パーティで緊迫の天安門を語る。福田元総理は語った。総決起の盛り上がり」

◇立春パーティは盛会裏に終わった。日中友好協会の大切な行事であった。主催者として会長の私がまず挨拶。続いて元総理福田康夫さんである。マイクを握る胸に昨年11月の天安門広場の緊迫した光景が甦っていた。「新しい年が始まりました。新しい時代の扉が開かれつつあります。そこに見えるのは中国です。これとどう対応するかが私たちの、そして日本の最大の課題なのです」。冒頭こう切り出した私は、まず北京の日中友好会議で行われた出来事を語った。

 北京の会議で語った要点を再現することが中国の姿を説明する上で効果的と考えたのだ。

「昨年は日中友好条約45周年。この条約の原点をしっかり見詰めることが重要で、3点あります。それは両国間の全ての紛争を平和的手段で解決すること、全ての地域で覇権を求めるべきでないこと、両国民は民間交流の促進に努めるべきことです。このうち日中友好協会の会長として私は民間交流の促進がより重要だと考えます」こう主張して、群日中が尖閣関係で大変な時に船出したこと、その中で上海で大きな書道の交流を行い中国民の温かい心に接したことなどを話した。国と国が火花を散らす時でも民間交流の意義が大きいことを体験したのだった。

 次いで天安門広場の出来事を語った。人々のテーブルには全員に「激動の北京ー緊迫の世界情勢の中でー」が置かれている。「天安門広場のピリピリした空気は中国が深刻な世界の政治状況と密に繋がっていることを示していました。私は身体調査され、背広の内ポケットにあった3枚の原稿用紙を没収されました。お手元の小冊子にありますのでお読み下さい」人々の真剣な眼差しが小冊子に注がれている。反スパイ法運用は国際的に波紋を起こしている。日本人でスパイ容疑により拘束され懲役12年の有罪判決を受けた人が複数存在する。懇親会に入った時張公使が「失礼があったことを大使に報告します」と言った。2月29日、大勢で中国大使館を訪問するがその時話題になるに違いない。

◇この日6時からある部門の総決起大会があった。千人近くも収容可能と思われる選挙事務所を選んだことは正解であった。この日会場は大変な熱気で包まれていた。「あと3日、あと3日」と応援弁士の絶叫。山本知事は「非常に厳しい。僅差です。力を合わせれば乗り越えられる」と訴えた。古来戦いの勝敗を左右する要因とし、“地の利人の和時の運”があげられるが時の運は女性候補にある。活かせるか否かが間もなく分かる。(読者に感謝)