人生意気に感ず「総決起大会でマイクを握る。現職優位のアナウンス効果は。福田元総理を迎えて」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「総決起大会でマイクを握る。現職優位のアナウンス効果は。福田元総理を迎えて」

◇30日、芳賀地区の総決起大会でマイクを握る。「紀雄さん若くなりましたね」という声があった。開口一番「皆さん、私が若く見えるのはこの選挙で燃えているからです。皆さんと共に新しい時代の扉を開く理想故です。人間は理想と共に若いのです」とこの選挙の意義を訴えた。

 この日の新聞では一面「現職山本氏、やや優勢」の文字が大きく躍った。アナウンス効果は大きい。我が陣営は時代の大きな逆風に晒され危機感をもって頑張ってきた。いくつもの世論調査が行われているが、中には僅差で女性候補が優っているというものもあった。それを覆すべく必死で頑張ってきて手応えを感じていた所であった。各地の大会の盛り上がりは正直に状況を映している。アナウンス効果と重なっているといえる。勝ち組になりたいと思う企業は特に勢い付いているようだ。政策については次のような話をした。「県と市は力を合わせ赤城の観光事業に力を入れようとしています。これからは心の時代です。憩いの場として甦らせるのです。芳賀地区は赤城の玄関口として重要です」。これからは食や環境や地域の伝統文化を生かすことが重要だと訴えたかった。

◇今日31日は日中友好協会の立春パーティである。福田元総理が参加するとあって事務局には緊張感が走っている。私は主催者として初めに挨拶する。毎日文章を書いているので挨拶のストーリーは直ぐに浮かぶ。会の性格からして日中の関係に絞らねばならない。日中友好条約のポイントを述べ、それを天安門広場の出来事と繋げようと思う。挨拶には人々の注目を引きつける要素も必要なのだ。昨年45周年を迎えた日中友好条約で私が取り上げるポイントは3点ある。①両国間の全ての紛争を平和的手段で解決する。②全ての地域で覇権を求めない。③民間交流の促進に努める、である。エピソード的に触れる予定の天安門の出来事とは天安門広場で原稿を没収されたこと。私は日中友好交流会議で北京を訪れていた。反スパイ法が強化され北京の空気はピリピリしていた。外国人の文書には公安の目が鋭かった。天安門で身体検査され、内ポケットの原稿用紙を発見された。会議で中国の覇権を巡る動きを批判したこともあり緊張した。幸い事無きを得たが、激動の国際情勢に北京の大地が密に繋がっていることを感じた。反スパイ法違反で拘束された人は多い。懲役12年の刑を受けた人が複数いる。人権が厚く保障される日本の空気のおいしさと有り難さを味わった。(読者に感謝)