人生意気に感ず「市長選から世界の選挙を思う。トランプが大統領になったら。その傍若無人ぶり。外国人 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「市長選から世界の選挙を思う。トランプが大統領になったら。その傍若無人ぶり。外国人

◇市長選の渦の中で他の選挙を思う。今年は国外で様々な選挙がある。今年は「モンスター選挙年」と言われるそうだ。世界人口の約半分が選挙に参加する状況は正にモンスターである。アメリカ、ロシア、インドと指導者を選ぶ選挙が行われるのだ。

 世界中がトランプ氏の動きに注目する。共和党内では独走しており、共和党候補になることは間違いない状況。世界の注目はその先の11月の本戦である。トランプ氏が再び大統領になれば世界は大変なことになる。海面の上昇など地球の危機が進む。気候変動の国際ルールである「パリ協定」との対応が問題である。トランプ政権は協定から離脱しバイデン政権は復帰した。トランプ氏が再び離脱するのは確実と言われる。地球がどうなろうと自国の目先の利益を優先させる姿勢である。イスラエル・パレスチナ問題でも、極端にイスラエル寄りの政策をとるだろう。国際社会ではイスラエルへの批判が高まっているのに。6月の欧州議会選挙も目が離せない。専門家は欧州ファーストの極右が勝つ可能性が高いと分析している。欧州のファーストはウクライナ支援を止める方向である。ロシアとウクライナの戦いは混沌としている。国際社会に支援の強化を訴えるゼレンスキー氏に声援を送りたい。

◇トランプ氏に対しニューヨークの裁判所は天文学的賠償金、日本円で123億円の賠償を命じた。性的暴行を受けた女性作家の訴えが認められたのだ。トランプ氏は「私や共和党に対するバイデン主導の魔女狩りだ」と主張している。トランプ氏は4つの刑事事件の被告人でありながら政治的迫害の被害者を演出し支持層の力を結集してきた。そして今回の天文学的賠償額。トランプ氏の傍若無人ぶりをアメリカ社会はどこまで許すのか、不思議でならない。

◇人手不足は深刻である。背景は少子高齢化である。私の年来の友人が外国人労働に関わっているので、私も直接間接的にいろいろな問題に接してきた。対象分野が限られているため、いろいろ不都合が生じていた。政府は特定技能の対象に4分野を加える方向である。自動車運送、鉄道、林業、木材産業の職種である。近い将来、バスやタクシーなどの運転手に従事する外国人の姿が見られることになる。世の中が大きく変わりつつある。外国人との共生の時代が進む。この流れの中に私が関わる日本語学校がある。1,000人を超えようとする途上国の若者たちの逞しさ、そして日本人の若者の無気力を思う。(読者に感謝)