人生意気に感ず「読者の皆様へ新年のメッセージ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「読者の皆様へ新年のメッセージ」

◇ブログ読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。83回目の新年を健康で迎えられたことを天に感謝し新たな決意で一歩を踏み出します。このブログは個人的な情報発信の場ですが、多くの方々に読んで頂くようになり、小さいながら社会的存在になっていることに責任を感じています。皆様との見えない絆を大切にする思いで今年も続けます。

 今年はどんな年になるのでしょう。前方には何が待ち受けているのでしょうか。毎日のように起きる小さな地震は列島が限界にきていることを暗示しているかのようです。昔の人は地震につき政治の乱れに対する天の戒めと考えました。科学が発達した現代に於いてもこのような素朴な感情は大自然への畏敬として大切にすべきだと思います。

 昨年はキックバックという言葉に象徴されるような政治不信が吹き荒れ、年が変わっても続きそうです。この問題の根は深く民主主義の危機に繋がっています。民主主義は現在危機に晒され試練を受けています。それは民主主義を支えるべき国民の心が政治を離れ、政治の劣化がそれに拍車をかけているからです。国民は羅針盤のない船、あるいは船長のいない船で漂流している状態です。そこへ天地の鳴動が響きます。神の怒りかと、ふと私の胸にもそんな思いがよぎります。どうにもならない。どうにでもなれ。諦めが頭をもたげます。そこで気付くのです。諦めることは敗北なのです。諦めては力を合わせることが出来ないからです。私たちは進歩した社会の住人です。民主主義は合理的に判断して力を合わせるところに本質はあります。その上で神を敬うとか自然を恐れるという人間の心に備わる要素も大切です。それは個人の教養や価値観を育むことで判断力に影響を与えます。民主主義を支える上で何が主で何が従かという問題でもあります。新年にあたり自分の判断力を磨くことの大切さを痛感します。情報が洪水のようにあふれています。何を信じたらよいか迷う時代です。判断の基準となるものを自分の中で築くことが重要です。

 ブログの話に戻りますが、前記でブログの社会的責任に言及しました。私の価値観で情報を選択して発信することを心掛けています。皆さんとの絆を大切にし、力を合わせて良い社会を築いていきたいと思います。私の前に立ちはだかるのは84歳の高峰です。意外な危険が待ち受けている筈、勇気をもって挑戦いたします。今年もよろしくお願い致します。