人生意気に感ず「人々は手に名前を刻む。死後身元が分かるため。国連事務総長イスラエルを批判。首相支 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「人々は手に名前を刻む。死後身元が分かるため。国連事務総長イスラエルを批判。首相支

◇イスラエルの空爆は激しさを増しガザは「死の街」と化し、死を覚悟した人々に今大きな変化が起きていると言われる。人々は数日前までは生き延びたいと考えていたが、今は死を覚悟して手のひらに名前を書いているという。遺体確認の時、身元が分かるためだ。世界の轟々たる非難が渦巻く中、イスラエルは地上作戦に踏み切るのか。私は自らの首を絞めることに繋がる作戦は出来ないと思う。

 国連のグテーレス事務総長は、安保理に人道的停戦を訴え、イスラエルを強く批判した。「何もないところから起きた事態ではない。パレスチナの人々は56年息が詰まるような占領下に置かれてきた。ガザで目撃している明確な国際人道法違反を深く憂慮している」と述べたのだ。憂慮の中心には2,000人以上の子どもが死んだ事実があるに違いない。

◇岸田政権の支持率低迷は加速するのではないか。参院自民の山田太郎政務官が不倫関係を報じられ辞任したのだ。週刊文春は「国会前夜ラブホテル買春」と大見出しで特集を組み、スクープ撮としてラブホテルから出てくる姿を報じている。かつて群馬一区の国会議員が女子大生を買春しラブホテルから出て来たところを撮られた事態を思い出す。

◇岸田首相は末期ともとれる事態を乗り切れるのか。自民党内からも批判の声が上がり始めた。世耕参院幹事長の発言は誠に厳しい。25日の代表質問の場面には驚かされた。

「支持率が向上しない最大の原因は国民が期待するリーダーとしての姿が示せないことに尽きる」と発言した。野党議員のような発言に議場が沸いた。

◇岸田首相は、定額減税の方針を政府与党政策懇談会で示した。党首の減税策には与党内にも批判が強い。1品4万円の現在は来年6月から実施し、非課税の低所得者層は現在の対象にならないから1世帯あたり7万円を給付するという中味だ。かつて税制調査会が税の中味を決めた。首相が現在の中味を決めてしまったことに、何のための税制調査会なのかという不満も出ている。党税調は国民の声を尊重し、国民のための税の在り方を調査する目的である。首相がないようを決めてしまうことに対する批判はこの点にある。首相はイメージアップに走り過ぎている。国民に所得減税を十分に説明できていない、こういう批判が加速しているようだ。世耕参院幹事長の首相の資質を疑う発言が改めて重みをもって感じられる。(読者に感謝)