人生意気に感ず「処理水で中国大使館に抗議。ジャニーズ性加害の衝撃」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「処理水で中国大使館に抗議。ジャニーズ性加害の衝撃」

◇処理水放出に関し中国から不可解な声が日本中に届いている。背景に専制主義国家の不気味な権力を感じざるを得ない。尖閣諸島国有化の時も凄い反日の動きがあったが、あの時とは状況が違う。日本人の反対派の中にもプラカードを掲げ国会へアピールしている人々もいる。中国政府の複雑な政治的意図もあるらしい。

 私に対し様々な声が寄せられる。その中に、日中友好協会として何か行動すべきだという要請があった。中国大使館中庭の碑に刻んだ「友情の絆を」の文字が甦る。私と福田康夫先生の合作である。真の友情のためには時には言いづらいことも忠告せねばならない。私は決意して中国大使館の呉大使に抗議の一文を書くことにした。

 私は日本政府及び東電の動きの背景には原発政策と国民への説明不足があり、私は原発に反対であることを述べた。

 その上で処理水は科学的に安全基準を充たしており、国際機関も認めている。このことを中国の人々は理解してほしい。いやがらせととれる声はごく一部にちがいないがメディアの扱い方もあって日中関係に悪影響を与えることを懸念している。日中の民間交流は今試練の時を迎えている。私は中国の一部の動きに抗議するがそれは真の友情を築く願いからである。今年は日中友好条約締結45年の大切な節目、力を合わせ現在及び今後の日中の発展を実現しましょう。抗議文の大要はこのような内容である。

◇事実は小説より奇なりという。思春期の少年を対象としたジャニーズ性加害の驚くべき実態。私は知らない世界を覗く思いで報告を聞いた。少なく見積もっても数百人の被害者と報じる。性犯罪史上稀な事件である。日本の大方のメディアが事実上隠蔽に手を貸している間に問題は世界的な広がりを見せた。英BBCがドキュメンタリー番組を放送、国連人権理事会も調査に動いた。再発防止チームの報告書は当事者の聞き取りを元にジャニー氏の異常行為を具体的に挙げた。「マッサージと称して体をなで回す、性器に触れる、そして口腔性行、肛門性交をしたりさせたりする」といった内容だ。デビューして有名になりたいという心情につけ込んだと言われる。少年たちは絶大なジャニー氏の力の前で、従えば有利に従わなければ不利になると考えたらしい。多くの被害者はジャニー氏から現金を渡されていた。ジャニー氏を知る者はジャニー氏について小さい頃同じような性加害を受けて育ったと語る。深淵は果てしない。(読者に感謝)