人生意気に感ず「処理水の海洋放出の意味。トイレのスズメ蜂の巣。群馬マラソン近づく」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「処理水の海洋放出の意味。トイレのスズメ蜂の巣。群馬マラソン近づく」

◇福島第一原発の処理水の海洋放出に向けた動きが着々と進んでいる。岸田首相は19日ワシントンで放出時期を国として判断すべき最終段階に至ったと述べた。そして20日原発を視察し放出に万全の対策がとられているかを確認し、近く関係閣僚会議を開いて放出時期を決定する方向だと述べた。

 首相が現地を視察することは現在の状況の下で重要なメッセージを意味する。私は国の原子力政策には反対だが溜まり続ける処理水は限界に達しており何とかしなければならないのは事実だ。そこに国際原子力機関(IAEA)が調査結果を発表した。それは人と環境への影響は無視できる程小さいというものだ。漁業関係者の不安は深刻である。食の安全性は科学的視点だけでは解決できない。放射能汚染に対する恐怖は見えない影に怯えるようなものだ。福島県の漁業関係者ばかりでなく国際世論を納得させる必要がある。海洋は世界と繋がっているからだ。

◇我が家の怪事が持ち上がった。事務所の外のトイレの出来事である。いつものように深夜に走ってしぼるように汗をかいた私は上半身裸になってトイレに入った。何か異様なものを感じて上を見上げた私は思わずあっと声を出した。赤ちゃんの頭ほどもあるスズメ蜂の巣があるではないか。そこに盛り上がるように蜂が群れている。外のトイレは普段あまり使わない。私以外はたまに来客が利用する位である。巣の位置が利用者の頭の反対側なので大きくなるまで気付かなかったのだ。私は彼らを刺激しないようにそっと外に出た。私はヘビを極端に嫌悪するがヘビはすぐに退散しほとんど害を及ぼさない。スズメ蜂は刺されると大事に至ることがあると言われる。知人に話したら市が対応すると教えられた。私の家は相当に古い。目の届かない所に何かが潜んでいると想像するとぞっとする。

◇高校野球が終わると一気に秋である。私が抱える課題は多いがその一つが群馬マラソンである。10月30日に満83歳を迎え、その直後11月3日、今年も10キロを走る。実施した限りでは完走を続けてきた。タイムは少しずつ落ちている。昨年は完走者の最後だった。今年は新たな挑戦の決意で体調を整えている。1回およそ2キロのコースを毎日3回走っている。人生の放物線の落下点を少しでも先に延ばすことが私の走りと結びついている。毎朝体重を計る。3キロの減量を目指しているが容易ではない。微妙な変化が腕立て伏せ、懸垂の腕に伝わる。懸垂15回を今朝もノートに記した。(読者に感謝)