人生意気に感ず「米議会でのUFO証言の衝撃。核抑止論破綻の意味」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「米議会でのUFO証言の衝撃。核抑止論破綻の意味」

◇UFOの残骸を回収し構造を調べる計画が進められたことが公の場で証言された。この話は昔から繰り返し報じられてきた。今回、米会議の公聴会(26日)での証言ということで重要な意味がある。トランプ前大統領のとき米議会は膨大な記録を公表し大いに話題になった。トランプ氏はその後大統領を離れたので大統領の置き土産と言われたのである。アメリカは民主主義の国で民主主義の根幹をなす権利が知る権利である。国民はこの権利に基づいて政府が隠していると思われるUFOの情報を求めていた。トランプ氏が情報の公開に踏み切った背景としていよいよ宇宙時代に突入したという事実も大きいと思われる。

 宇宙に関する新しい事実が次々に明らかになっている。今や広い宇宙で知的生命体は我々だけではないことは常識に近いとすら言える。車いすの天才故ホーキング博士はかつて宇宙人との接触は危険だから避けるべきだと警告したと言われる。今回の証言者は米軍のUFOの調査担当だった元情報員デビッド・グルーシュ氏である。グルーシュ氏は生物の痕跡も発見され、それは人間のものではなかったという分析結果を伝聞として述べた。

 公聴会では米海軍の元飛行士のUFO目撃証言もあった。「例外的ではなく日々目撃されている。推定では5%ほどの飛行士は目撃を報告している」。UFOに関しては国防総省やNASAなどが専門チームを作って分析していると言われる。決定的な事実が明らかになる日は近いのではないか。それは何の出発になるのか、期待と不安が交差する。

◇8月6日は原爆の日である。78年前のこの日、一瞬にして十数万の命が失われた。式典ではいくつかの挨拶があったが小学6年生の男女の平和を訴える声に胸を打たれた。78年前のこの日、数千人の学童が戦争協力の作業のため動員されて命を失った。それが二人の少年少女の姿と重なって私の目には消滅した学童たちの甦った姿に思えた。

 松井広島市長は、核抑止は破綻していると訴えた。核抑止論は核の恐怖で核を抑えるという理屈である。これは核の存在を前提としている。核を持っていれば追い詰められた時使用することになる。プーチンが使用をちらつかせているのはそれを示す。抑止論の破綻はこのことを示す。残る道は核の廃止である。国連事務総長グテーレスは挨拶(代読)で核のリスクを排除する唯一の道は核兵器を廃絶することだと訴えた。(読者に感謝)