人生意気に感ず「日中総会がいよいよ。『福田赳夫の生涯』を完成。トランプを許すな」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中総会がいよいよ。『福田赳夫の生涯』を完成。トランプを許すな」

◇目まぐるしい毎日が多くの企画と共に過ぎていく。その中で重く大きいものがいくつかある。その1つが日中友好協会の総会である。新任の呉駐日大使が出席するのでガードにあたる警察関係も緊張しているようだ。大使を囲んだ食事会にも20人程が参加する。群馬県日中友好協会最高顧問の福田康夫さんは天皇のインドネシア訪問随行と重なって欠席となった。

 今年は日中友好条約締結45周年の節目である。中国側の要請に応えて、私は「福田赳夫の生涯」を最近書き上げた。康夫先生が監修されることになり私は先生と何度か打ち合わせをした。その中で、最後の部で私は「おわりに」を、先生はそれに対応して監修者の言葉を書くことになった。

 主に中国で読まれることになる。私は混沌とする世界情勢の中に日中の役割を発信する決意で書いた。

◇コロナのトンネルを抜け出すのを待っていたようにいくつかの講演が続く。高崎市での「ハンセン病」、元総社町公民館での「楫取素彦」、前橋中央公民館での「ウクライナ侵攻」などが主に予定されている。そして、私の心は目前の「ふるさと未来塾」に集中する。巨大ダムの決壊と重なってウクライナ情勢は大戦争の瀬戸際にある。ロシアは核使用の威嚇を本格化させているようにも見える。塾では、後世歴史的に特筆されることになるであろう出来事を生きた事実として共有したい。一つのキーワードは「クリミアの二の舞を許すな」である。

 プーチン氏は2014年一方的にクリミア半島を併合した。この時ヨーロッパを中心とした国際社会がもっと強く対応していれば現在のクリミア戦争は防げたと言われる。味をしめたプーチン氏は許されると半ば信じて侵攻を実行した。プーチン氏の野望が再び達成されるなら武力で国境を変更する世界に逆戻りしてしまう。世界は現在民主主義と権威主義の陣営がしのぎを削る。その中で日本は歴史的にも地政学的にも格別な立場に立ち、その役割が期待されているのだ。「ふるさと未来塾」は24日(土)午後6時半、日吉町の総合福祉会館である。多くの人々の御参加を待つ。

◇共和党のペンス前副大統領は来年の大統領選への出馬を表明しトランプ氏のことを鋭く指摘した。「トランプ氏は二度と大統領になるべきではない」と。トランプ氏は憲法を不当に解釈してペンス氏を指図して選挙結果を覆そうとしたというのだ。今回起訴されたトランプ氏から目が離せない。(読者に感謝)