人生意気に感ず「ウクライナ反転攻勢の行方。クリミアの二の舞を許すな。にごり酒のこと。四股名は醜名 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ウクライナ反転攻勢の行方。クリミアの二の舞を許すな。にごり酒のこと。四股名は醜名

◇ウクライナが反転攻勢を本格化させ東部ドネツク州で占領されていた複数の集落を奪還したと報じられている。合せて世界が目にするのはダム決壊により水没する家々の光景である。こちらは南部ヘルソン州で起きている。ドニエプロが北から流れている。洪水のため露軍が占領する東岸部へ攻め込むのは困難になっている。戦場は私たちから遠く離れているがこれは私たちの問題である。このことを最も強く意識するのは距離的にも隣接し歴史的にもロシアとの攻防を繰り返してきたヨーロッパの人々である。

◇クリミアの二の舞を実現させてはならない。2014年プーチン氏はクリミアを一方的に併合した。この時国際社会は強い反対を示さなかった。もっと強くロシアに対応していればこの戦争を防げたという見方は多い。ヨーロッパが今躍起になっているのはその反省があるに違いない。今度またウクライナでロシアのやり得を許せば武力で国境を変更することがまかり通る世界になりかねない。北朝鮮、ロシア、中国は私たちの隣国であることを改めて認識すべきなのだ。

 私たちは1945(昭和20)年、歴史的な悲劇の直接の当事者になった。広島、長崎の被爆、第二次世界大戦及びその一環としての太平洋戦争の終結である。これによって新しい国際秩序ができた。ロシアのウクライナ侵攻はこの秩序を根底からふみにじるものだ。ヨーロッパが必死になってウクライナを支援する姿はロシアが歴史の歯車を戻そうとするのを認めまいとする決意を物語る。日本は日本のやり方でウクライナを支援すべきである。それは平和憲法を踏まえた堂々たる救済であるべきだ。

◇岩手県陸前高田産の活性原酒「雪っこ」を頂いた。深夜2時45分に決まったコースを走るため、決まった地点である人に会い親しくなった。いつかあげますと言っていた国産米の米麹から作ったにごり酒は不思議な縁から生まれた友情の証。この人が相撲通なので私も相撲への関心を高めることになった。その結果私がこの人に教えてあげた知識がある。大相撲の女性審議員だった内舘牧子氏のことだ。反骨の人はこの度廃刊となった週刊朝日によく横審の内幕を辛口で書いていた。最終回で四股名は本来「醜名」のことだと説く。醜は邪鬼のことで力士が踏むのは地中の邪鬼を踏み潰す姿だとか。来場所はそう思って横綱の姿を見よう。にごり酒の御礼のつもりでこの記事のコピーをあげた。この人のひいきは霧馬山で大関に昇進して四股名は霧島となった。(読者に感謝)