人生意気に感ず「10キロコースに受付成る。巨大ダム決壊の行方。ガーシーのあがき」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「10キロコースに受付成る。巨大ダム決壊の行方。ガーシーのあがき」

◇5日、ぐんまマラソン10キロコースの受付を果たした。私は5日が受付の開始であることを知らなかった。深夜いつものように走っていると例によってすかいらーくの工場に向う小父さんに会った。「いよいよ今日から受付ですね」、「えっ、何が」、「ぐんまマラソンですよ」。今年こそという思いで毎日走っているのにうっかりしていたのだ。毎年事務員がパソコンで処理するが、この日はいない。逸る心は初日の受付を迫る。私は上毛新聞に向った。やはり気分が違う。スタートラインに立った緊張感である。昨年は完走とはいえ最後尾の栄誉を味わった。その瞬間、来年こそはと誓ったのだ。今年は満83歳の走者である。体調を整え1時間30分という制限時間内の完走を果たす決意。最近年来の運動靴は靴底が剥がれ使用に耐えなくなり新調した。そのせいではないが最近走りに変化を感じるのだ。足の運びにリズムを覚える。筋肉の衰えは宿命である。その放物線の滞空時間を少しでも長引かせるのは日頃の修練である。走ることは私にとって生きることで、人生の一部である。

◇琵琶湖の3倍超の巨大ダムが7日決壊した。ウクライナとロシアは共に相手の行為と非難し合っているが世界の大勢は追い詰められたプーチン氏の暴虐とみている。国連安保理は緊急会議を開いた。ダム攻撃は戦時国際法違反。旧ソ連のスターリンは第二次世界大戦中ダムを攻撃しドイツ軍のせいにした。今回、押し寄せる濁流が町を呑み込む光景が報じられている。ある専門家はダム破壊がサボロジエ原発を標的にした可能性もゼロではなく、だとすれば「核戦争」の入口にさしかかっていると指摘する。

 ダム決壊はウクライナの全面反転攻撃と重なった。海のような濁流は戦局にどう影響するか目が離せない。国際世論も世界大戦が近づいた空気の中で大きく沸き立つに違いない。

◇元参院議員ガーシー容疑者が現金も持たず身一つで逮捕された。しかしアラブ現地では武装職員も出て強制連行の実態は相当のものだったらしい。飯を食いに仲間と外出していたガーシー氏は車にしがみついて抵抗したという。ガーシー事件は地に落ちた政治不信、異常に進化した器機によるマネーゲーム等を象徴するもの。ガーシー氏に鉄槌を下すことは崩壊の危機にある日本社会への警鐘としなければならない。N党及びその支持者たちはこれを機に冷静に深く考えて欲しい。(読者に感謝)