人生意気に感ず「JAビルでコロナは天の戒めと訴える。G7の意義と日本の役割」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「JAビルでコロナは天の戒めと訴える。G7の意義と日本の役割」

◇5月14日、JAビル大ホールで書道協会の総会があった。満堂を埋めた人々のほとんどはマスクである。国内有数、県内最大の書道団体も高齢化に波に洗われている。この日は第4号議案までの議案審議に続いて顕彰者のお披露目会があった。来賓席の私の肩書きは書道協会顧問及び群馬県日中友好協会会長である。私は前列の人々何人かと握手した。グータッチでない握手に心が伝わる。コロナ以来久しぶりのことだ。私は挨拶でコロナの教訓、書道の意義などを語った。「コロナの嵐は物質万能の流れに身を任せ心を失いつつある私たちに天が反省を迫るものだったと思います。驚く程進歩した技術が人間に取って代わろうとしていますが機械には心がありません。アフターコロナは人間の心の重視でありそれを支えるのは伝統の文化であり書道です。書は人の心を現します。今日の状況は文明の危機、人類の危機、文化の危機です。顕彰を受ける先生たちの業績はこのような危機に挑戦するものとして私は心から敬意を表します」私の挨拶の大意である。

◇気がつけばもう5月も半ば、今週は「ふるさと未来塾」と「ミライズクラブ」の例会がある。ミライズでは、私がG7について語ることになった。題して「広島サミットの意義と日本の役割」。先進7カ国会議は回を重ねているが、会場を広島にして日本が議長国を務める今回は特に重要である。ウクライナ、核、地球環境等々のかつてない程の重要課題が重なっているからだ。世界の注目が集まり、ここしばらくの間世界の出来事の多くがG7に繋がる感を呈していると言っても過言ではない。出席が危ぶまれたバイデン大統領も出席の様子だし、ゼレンスキー大統領はオンラインで参加する。核の脅威が叫ばれている中、原爆ドームの広島を舞台としたサミットは最大の見せ場となる筈。日本はこれを活かして調整役を果たさねばならない。政府、外務省、警察庁は必死である。一発の弾丸で全ては水の泡と化すからだ。オンラインにでゼレンスキー氏が何を訴えるかに私は注目する。最大のポイントは核なき世界に向けていかなるメッセージを世界に発信できるかだ。今水面下で真剣な調整が行われていることだろう。ウクライナの戦場が正念場だ。支援疲れを否定せねばならない。ポーランドの外相は自分の戦であり他への支援ではないからとして「支援疲れ」を否定した。ウクライナの戦場に全世界の自由と民主主義が関わっているのだ。(読者に感謝)