人生意気に感ず「止まらない人口減少の行方。G7の行方は。ロシア兵の残虐性は何を物語るか」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「止まらない人口減少の行方。G7の行方は。ロシア兵の残虐性は何を物語るか」

◇人口減少が止まらない。日本はこの先どうなるのだろう。東京を除く46道府県で減った。国難と言われる状況が続くなかでパワーを失っていく若者が困難な社会をどうやって支えていくのだろう。岸田首相は異次元の少子化対策を行おうとしているが効果が出るには長い時間がかかる。このようなことは前から分かっていたのに国はなぜ手を打たなかったのか。茹で蛙の話を想起する。元気な時に元気がなくなった時のことを考えて対策を立てるのが政治の責任ではないか。異次元の少子化対策を進めるのと並行して人口減少を前提とした社会づくりを進めるべきだ。

 先日、人口減少を議論した時ある知人が言った。「昔は人口が今の半分に近かった」。数だけの問題ではない。昔は若い人が多く皆パワーがあった。現在は超高齢化の社会で、しかも精神力も低下している。起死回生の妙薬を捜さねばならない。

◇G7広島サミットに合せ15の閣僚会合が各地で行われる。ウクライナ情勢、エネルギー、食糧危機、気候変動など、地球規模の喫緊の課題ばかりで人類の運命にかかわるといっても過言ではない。これまでのサミットにはない状況での開催なので日本の存在感が試される。スタートは今月15日の札幌市。気候、エネルギー、環境相会合である。地球環境の破壊が現実味をもって迫る。どのようなメッセージを発信できるのか。海面上昇の恐怖を前に蟷螂の斧の感がする。今月29日、30日は高崎市でデジタル・技術相の会合が行われる。高崎駅周辺にはそれを示す旗が設置された。最も重要なのは、5月19日~21日の広島市での首脳会議(G7サミット)である。緊迫のウクライナ情勢の中で核の使用が懸念されている。議長国日本は核に関していかなるメッセージをまとめることが出来るか

世界の注目が集まる。首脳たちは原爆ドーム及び資料館を身近にして差し迫ったものを感じるに違いない。このG7の成功いかんが岸田政権の支持率に繋がり、更に衆院の解散に通じるかも知れないのだ。

◇戦慄すべき残虐行為が報じられている。ロシア兵がウクライナ兵を斬首する映像だ。生きていた兵士の首を切断し、カメラにかざした。動画の目的はおびえさせることが目的らしい。ゼレンスキー大統領は「動画はロシアそのものだ」と訴え、ウクライナ外務省は「ロシア指導部も含む関係者」の責任を問うとして国際刑事裁判所に捜査を求めるという。(読者に感謝)