人生意気に感ず「いよいよ告示。無投票地区の問題。富士山爆発は近い。昔の塾生松島ゆき出馬」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「いよいよ告示。無投票地区の問題。富士山爆発は近い。昔の塾生松島ゆき出馬」

◇いよいよ告示である。総社神社の祈願祭、県庁前の第一声、出陣式等、私は某候補のこれらの計画に参加する。県会議員をやめて8年が過ぎたが選挙から離れることが出来ない現実である。各地で私の支援者が健在であるという事実が生きている。私が社会活動を続けている以上、この事実を切り捨てることが出来ないのだ。

 無投票は太田・沼田・渋川・富岡・北群馬・甘楽・吾妻・利根・佐波の選挙区である。特にこれらの中、大きな都市太田・沼田・渋川・富岡で無投票とは衝撃的だ。

 無投票選挙区の候補者と有権者の心中はいかがなものか。議会の形骸化、民主主義の危機が叫ばれて久しい。選挙は形式的な儀式だという見方があるが、他候補たちが必死で競い政策を訴える中に民主主義の真の姿が存在する。これは長年激しい選挙を戦った私の経験から言えることである。

 私が代表を務めるミライズクラブは、選挙の活性化に繋げる目的で、前橋市区で公開討論会を実施した。参加した各候補者の選挙戦の動きに注目したい。公開討論会は今後に繋げることに意味がある。苦心のノウハウを役立てたい。

◇富士山噴火避難計画が公表された。巨大な活火山は1707年の宝永の大噴火以来約300年眠り続けている。いつ目を醒ましてもおかしくない時期である。これまでもマグマが上昇しあわやという状況が報じられたことがあった。自然の営みは計りがたい。人間界をにらみ、他の大自然の変化と連動し申し合わせてそのタイミングを待っているかのようだ。人間とすれば唯神を畏れ、その意を推し量って備えるばかりだ。それが改定された避難計画である。「逃げ遅れゼロ」を目指す。人口の高齢化、高度かつ複雑に発達した現代社会で車か徒歩か、その組み合わせをいかにと人知が試されている。

 いずれにしろ過去から学ぶことは重要だ。

◇今回の県議選に、昔の中村塾の生徒が立候補した。松島ゆき、活発な正義感をもつ女の子だった。公開討論会に出たことから初めて知った。居酒屋の一間が選挙事務所でボランティアの女性たちが懸命に動いている。先日、「ふるさと塾」で紹介した。少子化、高齢化、エネルギー、女性参画等々セールスポイントは多い。孤軍奮闘の女性の声はどこまで人々の胸に伝わるであろうか。彼女は今回の選挙の注目点の一つだ。(読者に感謝)