人生意気に感ず「尹大統領の歴史的な譲歩の意味。韓国併合と皇民化政策。皇国臣民の誓いと創氏改名」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「尹大統領の歴史的な譲歩の意味。韓国併合と皇民化政策。皇国臣民の誓いと創氏改名」

◇今月のふるさと未来塾のテーマは「世界の危機と日本の危機」で、はじめの映像は日韓首脳の握手の姿である。私はこれを材料にして先ず粗筋を話した。「尹大統領は不幸な歴史を乗り越えて両国の改善をはかるために来日しました」と語ったが、不幸な歴史とは何か、なぜあえて来日したのか。不幸な歴史とは韓国を植民地として暴虐の限りを尽くした過去の出来事である。そしてあえて来日して大きな譲歩の姿勢を示したのは北朝鮮の脅威に対応することで、これが粗筋であると説明した。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は異常である。一発は北海道の西200キロのEEZ内に落下した。北朝鮮に対し直接の脅威を感じているのは韓国である。北が誇示するミサイルの力は国境を接する韓国を射程内にしているからだ。冷静に判断するなら、自由と民主主義という価値観を共有する隣国日本との連携を強化することを優先すべきは当然である。尹大統領は新たな協力の時代を開くと表明した。

 日米韓の連携強化が重要であるがアメリカを本気にさせるためにも日韓の連携を進めることが重要なのだと私は強調した。

◇「不幸な歴史」について私は韓国併合を中心に話した。朝鮮半島を支配することはロシアの南下に対抗する意味でも重要であった。日露の対決は不可避で遂にその時は来た。日露戦に勝利した日本は韓国を保護国にする。するとこれに対して猛烈な反対運動が起き、韓国支配の最高責任者として伊藤博文が狙われる。伊藤が暗殺されると日本の態度は一気に硬化し、1910年韓国は日本に併合され日本の一部となった。ここから「不幸な歴史」が強引に進められた。私はここで朝鮮人の心を踏みにじった皇民化政策を話した。天皇陛下の民となったとしてそれを実現するための強引な政策である。皇民化政策として「皇国臣民の誓い」と「創氏改名」をあげた。

「誓い」は子どもたちが「大日本帝国の臣民です」、「天皇陛下に忠義を尽くします」、「忍苦して立派な強い国民になります」と、意味も分からず唱えさせられた。日本人意識を植え付けることが目的であった。

 創氏改名は朝鮮式の姓を廃止し日本式の名に変えることで、朝鮮人にとって最も屈辱的とされた。朝鮮では死を選ぶとも姓は変えないと言われる程、一族の姓が大切にされた。拒否する人には子どもの入学を許さない、就職できないなど様々な圧力が加えられた。(ふるさと塾の続きは明日のブログで)読者に感謝。