人生意気に感ず「マスクが一斉に外れる時がくる。韓国大統領の英断に思う。H3ロケットの失敗」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「マスクが一斉に外れる時がくる。韓国大統領の英断に思う。H3ロケットの失敗」

◇6日現在の県内コロナ新規感染者は70人で、ピーク時に比べがくんと減った。正に重苦しいトンネルから眩しい陽光に近づいた感がする。新緑の春が目前である。スポーツの世界が大谷翔平やダルビッシュで沸き返っていることと何か連動しているようにも思える。

 新型コロナの県内感染が確認されてから3年が過ぎた。県内感染者の累計は43万7千人を超え死者は1,000人以上に達した。県の歴史に刻まれる出来事になるだろう。感染症法上、5月8日から「5類」になる。季節性インフルエンザと同じ扱いになるのだ。

 今月13日からマスクの着脱は個人の判断となる。長く続いた習慣を変えることに迷う人も多いに違いない。マスクを外すことは一種の自己主張でもある。周りに合せる国民性が強い日本人は自己主張が苦手である。マスク外しは徐々に進み社会の光景は一変するに違いない。マスク美人という表現はコロナ以前からあった。コロナ禍で目元の美しい女性と対面して「マスクを外してもらえませんか」と言いたい衝動に駆られたことがよくあった。今月13日からは楽しみが一つ増えることになる。

◇一難去ってまた一難に備えねばならない。巨大な自然災害が確実に迫っているからだ。その一つが南海トラフ型地震である。津波の規模が想像を絶するのは間違いない。ある大学教授は街に押し寄せた津波が狭い路地で集中し盛り上がり突進する状況を語っていた。幅2メートルの路地に比べ1メートルの場合波はどっと高くなり力も強くなるという。これは津波が想定されていない日常生活の場が修羅場に化すことも意味する。阿鼻叫喚の地獄を覚悟して備えねばならない。

◇日韓両政府が徴用工訴訟問題で合意に達したことにほっとし、胸をなで下ろした。挑戦半島を日本に併合し人々の誇りを踏みにじった暗い歴史に私は胸を痛めてきた。尹大統領の英断を高く評価するが、大統領を駆り立てたのは北朝鮮の暴挙に違いない。巨大なミサイルの行進に涙を浮かべて熱狂する民衆の姿はこの国が全体として凶器と化していることを物語る。日米韓の連携は最大の国防策である。

◇H3ロケット打ち上げがまさかの失敗となった。宇宙時代の扉が開き月探査の夢が実現しそうな時に誠に残念である。膨大な予算もかかっている。JAXAは大きなダメージを乗り越えられるのか。試練の時である。日本の科学の力が危機にある。宇宙に向けて子どもたちの夢がしぼむことを恐れる。(読者に感謝)