人生意気に感ず「原発の適地はあるか。原発反対集会の思い出。女性宇宙飛行士。日韓新時代」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「原発の適地はあるか。原発反対集会の思い出。女性宇宙飛行士。日韓新時代」

◇NHKの日曜討論会で原発の増設、延長のことを論じていた。ウクライナ戦争によるエネルギー危機でこの問題が煽られている感がある。自民党議員はCO2を出さないことを強調するがトイレなき高級マンションと批判されている課題、一度事故を起こした時の惨状が忘れられようとしている。狭い日本に「原発の適地はあるか」という声が胸に刺さる。南海トラフ型の巨大津波のシュミレーションが示されている。巨大地震と津波は南海トラフだけではない。東日本から北海道にかけても懸念は広がっているのだ。このような状況を踏まえて再度「適地はあるか」を考えるべきである。

◇過日親しい知人が「原発をなくす群馬の会」の案内を持って訪ねて来られた。同封の別の案内に「第12回さよなら原発アクション」がある。これは恒例になっている高崎城址公園の集いである。この集いには原発事故の翌年の集会に自民党県議として唯一人壇上に立った思い出がある。赤旗が揺れるあたりから「なぜ自民党の議員が、おりろ」と激しい野次。私は「だまれ」と大声で叱責してその狭量に対抗した。続く私の発言に会場からは大きな拍手が起きた。原発問題の解決には党派は関係ない筈である。私を非難した人は自らの首を絞めていることに気付いたに違いない。

◇日本人宇宙飛行士候補が14年ぶりに誕生した。4,127人から2人が選ばれた。特に28歳の女性米田あゆさんに注目する。若鮎のように輝く才色兼備の人。東大医学部卒の医師である。全国の女性に限りないインパクトを与えるに違いない。後に続こうと宇宙に夢を広げる少女たちが増えるだろう。宇宙時代の発展に資するだけでなく女性の社会進出の上で良い影響があると期待する。

◇韓国との関係改善は非常に重要である。北朝鮮の脅威に有効に対抗するには日米韓が連携しなければならない。今度、韓国政府は元徴用工訴訟問題の解決策を6日午前に正式発表することになった。この問題は日韓間で解決済なのに韓国最高裁は日本製鉄及び三菱重工に賠償を命じた。過去、日本は韓国に酷いことをした。韓国の国民感情は分かるが両国間で解決したことを守るのは法の支配の原則である。大統領の現実を踏まえた英断は画期的だと思う。日本が謝罪を表明するのも現実的である。外交こそ最高の防衛ということをかみ締める。昔は朝鮮人ということで軽蔑する人が多かった。(読者に感謝)