人生意気に感ず「日中新春パーティでの私の発言。トルコの巨大地震は明日の日本の姿か」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「日中新春パーティでの私の発言。トルコの巨大地震は明日の日本の姿か」

◇動乱の中で2月9日日中友好協会の新春パーティが開かれる。事務局は準備で忙しい。中国の政権の状況も影響しているのだ。孔大使が退任し新しい駐日大使は親日派の呉氏である。当日の参加者は総勢100名。当初予想したより大幅に増加。私は会長として状況を見据えたぶれない挨拶をするつもり。中国には大国としての責任を果たして欲しい。私はゴマスリはしない。昨年は国交正常化50年、今年は日中友好条約締結45周年である。条約には復権を求めず、武力による争いはしないとあるが、現実は違う方向に動きつつある懸念があるのだ。これらの大きな動きは私たちの日常の平穏にぎしぎしと影響していることを痛感する。

 当日、県立女子大の生徒が琴をひき、中国側は国技・変面を披露する。瞬時に顔が次々に変わる。その技術は明かされていない。日中両国の伝統文化である。

近く4月の統一選が近づくがこれも内外の大波の影響を受けることは必至。未曾有の国難の中で地方が受け止める課題は多く、その内容は深刻である。それにも拘わらず「選挙に出てがない」という信じ難い状況が現実なのだ。私たちはこの選挙の重大性を受け止め公開討論会を実施する。3月8日午後4時大渡庁舎である。2月6日群馬大学を訪ね、打ち合わせをした。学生たちの時代感覚を反映させたいからだ。彼らがどこまで関わってくれるかは未定である。

◇2月6日トルコ及びシリアで巨大な地震があった。地震の巣の上に居て、いつかいつかと怯える私たちには遠く離れた地の出来事も他人事に思えない。両国の死者は増え続け8日の時点で7,800人を超えたと報じられ瓦礫の山の下には多くの命が生死の境にあるに違いない。

 トルコは大小のプレートがひしめき合い、過去に度々大きな地震が起きている。この点は日本も同様である。トルコの災害で驚くのは1999年8月の時の死者数である。1万5,000人以上に達した。日本の場合更に津波を恐れねばならない。東日本の場合、津波の驚異はこの世のものとは思えなかった。確実に迫っている南海トラフ型では茫漠たる太平洋の波が幾重にも重なるようにして四国に押し寄せることが予想されている。

◇米軍機が撃墜した中国気球の解析に興味がつのる。中国は軽率にも重大なミスをしたもだ。

◇秘書の発言を首相が陳謝した。自民党の長老の中にはこの秘書官以上に人権意識に乏しい怪物がうようよいる。人権は理論を学び、かつ差別の実態を体験しないと真の理解に達することは難しい。自民党には上下両極の幻怪が棲むようだ。(読者に感謝)