人生意気に感ず「森元首相の妄言はどこまで。尾身朝子氏が動いた。異次元の少子化対策と 女性議員の役 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「森元首相の妄言はどこまで。尾身朝子氏が動いた。異次元の少子化対策と 女性議員の役

◇プーチンの誤算は益々深みにはまっているが日本の足下にも妙な動きがある。森元首相の言動だ。この人は暴言と妄言で名高い。この人はある会合で述べた。「こんなにウクライナに力を入れてしまって良いのか。ロシアが負けることはまず考えられない」。元首相のこのような発言に対して政府が黙っていることは政府が黙認したような効果を生む。この点、木原官房副官庁はただちにウクライナへの支援継続を表明した。そして次のように強調した。「ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序を脅かす選挙だ。先進7カ国で連携し対ロ制裁とウクライナ支援を強力に推進する」。更に木原氏は米国及びドイツの戦車供与に関して次のように述べた。「ロシアに一刻も速く侵略をやめされるためには国際社会が結束してウクライナを支援することが必要だ」。ウクライナへの支援疲れが内外でささやかれる中で森発言が飛び出した。森発言に同調する向きは少なくないのかも知れない。そういう人々に大きな誤算を気付かせることが必要である。

◇私が代表を努めるミライズクラブで今地方自治の危機に対してある企画を進めている。地方議員のなり手不足は民主主義の危機であり日本の沈没に繋がるとの認識がある。国難と言われ深刻な課題は地方議会の再生にかかる。この点に関し尾身朝子副大臣が26日注目すべき行動を起こした。尾身朝子氏はミライズクラブの熱心な会員でもある。尾身氏は経団連を訪れ「地方議員に立候補した従業員が選挙期間中休める制度の創設を会員企業に働きかけること」を要請した。経団連側は尾身氏の要請に理解を示し、仕事と議員活動の両立のため夜間や休日の議会開催などの必要性を指摘した。尾身氏の提案は現在時代の流れになりつつあるがそれを加速させる意味を持つといえる。政府の地方制度調査会は岸田首相に地方議会改革に関する答申を出した。それには立候補休暇制度の他当選後も働ける兼業制度の創設を企業に求めていた。

◇地方の危機を救う重要な契機は女性議員の存在である。なり手不足の深刻度は女性議員の存在についてはより重大である。首相は異次元の少子化対策を強調し今国会でも盛んに打ち上げているが、この問題につき果たすべき役割の重要な一端を地方議会そして地方の女性議員が担っているというべきだ。かかあ天下と言われる上州の女性パワーに火を付ける時は今をおいてないと思う。(読者に感謝)