人生意気に感ず「レオパルト2とM1エーブラムスは戦局を変えるか。北欧の変化に侵略の歴史を感じる」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「レオパルト2とM1エーブラムスは戦局を変えるか。北欧の変化に侵略の歴史を感じる」

◇戦局は大きく変わるのか。非道の国ロシアの崩壊は始まるのか。ロシアのこれまでにない大規模な攻撃が予測される中で西側で私たちをほっとさせる大きな動きがあった。ショルツの決断である。ドイツのオラフ・ショルツ首相は「レオパルト2」をウクライナに供与すると発表したのだ。これと連動するようにアメリカも「M1エーブラムス」の供与を表明した。この2つは世界最強の戦車なのだ。敵陣深く巧みにそして強烈に突入できると言われる。ヨーロッパのNATOの国々はこのレオパルト2を所有している。ポーランドは早くからウクライナへの供与を望んでいた。その実現にはドイツの承認が必要だった。ドイツの変化に応じてスペイン、オランダ、ノルウェーなどが次々とこの戦車の供与を表明している。

 ショルツ首相はドイツのみが突出してウクライナへ支援することを懸念し、アメリカがエーブラムスを供与することを条件として挙げたと言われる。バイデン大統領は米欧の同名関係が乱れるのを避けるためM1エーブラムス供与につき積極姿勢に転換した。ドイツ製レオパルト2の方がより監理が容易で使い易いと言われる。米欧のこの動きはプーチンにとっては大きな誤算に違いない。米欧各国はプーチンの大攻勢の前にウクライナが敗れることがあればヨーロッパが崩れ民主主義の危機に繋がるという強い懸念があった。ゼレンスキー大統領を孤立させてはならない。ウクライナの1万人を超える人々が連れ去られロシア人との同化を強制されていると言われる。一説によれば行き先はシベリアともいわれる。こういうことを21世紀に於いて国家の政策として行う国を地上に存在させてはならない。歴史は繰り返される。今こそ人類にとって正念場なのだ。

◇ドイツの世論が大きく変化したことはシュルツを後押しする要素として大きいが同時に注目すべきは北欧の変化だ。フィンランドとスウェーデンだ。歴史的にロシアに脅かされてきた。特に1,300キロにわたりロシアと国境を接するフィンランドの危機感は強い。2つの国は中立対策を捨てた。これらの国はロシアのウクライナ侵攻で「全てが変わった」との認識で一致した。世界の大勢は現在大きく動き出した。中途半端にプーチンと妥協すると第三次世界大戦を引き起こす。今が正念場なのだ。(読者に感謝)