人生意気に感ず「平時の日本の光景とは。関東広域強盗団の怪。強盗の群は網にかかるか」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「平時の日本の光景とは。関東広域強盗団の怪。強盗の群は網にかかるか」

◇今春、街の光景が一変する。コロナ流行が始まって3年、日本中にマスクが普及しマスクの顔が日常化した。目は口ほどに物を言うと言われるが目だけで人と接する異常な日々が続いていた。初対面の人の場合、マスクの下の顔が見たいという衝動に駆られることがあった。習慣とは怖い。若い女性の中にはマスクを外すのが恥ずかしいと漏らす人もいるらしい。

 新型コロナウィルスが感染症法上「5類」に引き下げられる。季節性インフルエンザと同じ扱いになるのだ。結果として入院や受診の際、費用の自己負担が発生しマスクは屋外屋内共に求められなくなる。首相は「平時の日本を取り戻していく」と述べている。4月1日または5月1日に実施する方向だという。異常事態から真の平時にソフトランディングするのに混乱は避けられないだろう。コロナを特別扱いしない「ウィズコロナ」の扉が開かれるのだ。

 私は今からおよそ100年前のスペイン風邪の状況を思い出す。今日の新型コロナであった。ワクチンのことなど今日とは医療環境が大きく異なるから単純には比較が難しいがピークは約3年続いた。

 これから移行期にかかるのだろう。生きている間に歴史的な災害に遭遇したことに不思議な宿命のようなものを感じる。私たちはグローバルな時代に於いてコロナに立ち向かうために世界が国境を越えて協力することがいかに重要かを学んだ。時の流れはやがてウィズコロナからアフターコロナに変わる。私たちはコロナ禍の大きな教訓を活かさねばならない。

◇関東広域強盗団とは時代がかったそしてミステリアスのものを感じさせる。狛江市の住宅で90歳の女性が強盗におそわれたらしく死亡しているのが発見された。関東周辺では類似の強盗事件が相次いでいる。逮捕された自衛官の携帯に殺された女性の住所が記され「仕事」という文字があったという。広域で連絡を取り合っているのか。関東近郊では9件もの類似の強盗が発生している。逮捕された若い3人組の犯行が報じられている。ハンマーや粘着テープの使用など手口が似ている。この3人組の1人は「インスタグラムの闇サイトに応募した。指示役やらダイレクトメールで指示された」と供述しているという。高齢者の一人暮らしが狙われる可能性がある。下調べをして良い時期を狙えば成功の確率は高いだろう。味を占めた同様の犯行が広がる可能性がある。高齢化社会の新たな犯罪の流行を阻止しなければならない。(読者に感謝)