人生意気に感ず「まさかの敗戦は世界の認識を変えた。近づく統一戦とと政治の信頼。旧統一教会との関係 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「まさかの敗戦は世界の認識を変えた。近づく統一戦とと政治の信頼。旧統一教会との関係

◇深夜の対クロアチア戦はまさかの展開となった。1点を先行する日本に対して観客は熱狂する。強豪ドイツとスペインを破って勢いに乗った日本の力は無敵に見えた。PK戦は運によって決まるとも言われる。しかし、体力に於いて勝るクロアチアの動きには驚くべきものがあった。ボールに飛びつく姿は弾丸のように速く正確である。続けて失敗した日本選手は天を仰ぎうずくまる。勝敗は戦いの常とはいえ非情な光景であった。観客席にはゴミを集める日本人サポーターの姿があった。たびたび報じられてきたことだが、破れてもなおこれぞサムライと外国のメディアは驚く。

 破れたとはいえ日本人は予想以上に善戦した。選挙たちを責める人はいない。今回のワールドカップは日本人に対する世界の認識を変えたに違いない。破れた後に日本をプリントしたTシャツが買われ品切れになった。ゴミを集める姿が他の国にも広がっている。これらがサムライという言葉と結びついて受入れられていることに私は心を躍らせる。今回の出来事は日本国内にも大きなインパクトを与えるに違いない。

 私は改めて戦後77年を振り返る。精神主義を掲げて奈落の底に落ちた日本である。今回のワールドカップは本来の精神力を示した。私は健全なナショナリズムが立ち上がることを予感する。

◇隣県長野の若手県会議員が妻を殺害した容疑で逮捕された。警察は長い時間をかけて捜査を続けてきたという。長く県会議員を続けた私は個人として強い関心を抱く。真実は分からないが複雑な愛憎劇が想像される。容疑者はアリバイ工作に必死に動いたようだ。慶応大学を卒業し老舗の酒造業を継いだエリート議員で初戦の県議選はトップ当選を果たした。どのような議員活動をしていたのか関心が持たれる。来年4月の統一地方選が近づく。長野は教育県としても定評がある。政治に対する信頼が大きく揺れているに違いない。本県でも県議選に向けた動きが慌ただしくなっている。国難の時にあって地方議会の役割が問われながら議員の質の低下と議会の形骸化が叫ばれている。

◇旧統一教会の問題が地方議会を揺り動かしている。全国調査で実態が明らかになりつつある。本県でも5人の自民党県議が接点を持つことが明らかになりその名も公表された。近づく県議選で注目点の一つになることが予想される。(読者に感謝)