人生意気に感ず「コロナ感染者は減じつつあるか。対クロアチアに示せるか、サムライの真価。新しい景色 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「コロナ感染者は減じつつあるか。対クロアチアに示せるか、サムライの真価。新しい景色

◇コロナとインフルエンザの同時流行が現実になりつつある。私たちの心には慣れによる安心と恐怖が入り混じった奇妙な空気が広がっているようだ。私は現時点で全国のコロナ感染者がピークから微かに減少に転じる希望的観測を抱くのだがそれも幻かもしれない。

 ここのところの県内新規感染者は次の通りだ。2,483人(30日)、2,281人(1日)、2,204人(2日)。全国の動きにも同じような傾向が窺える。今後の推移を注意深く見守る他はない。

 テレビが報じるサッカーの状況はコロナなど何のそのだ。マスクなしで密の状態で叫び抱き合っている。日本の観客も大同小異だ。彼らの頭からはコロナは吹き飛んでいるに違いない。

 このような状況下で厚労省はピーク時のコロナとインフルエンザの同時流行数の推計を発表した。それによればピーク時の県内感染は12,000人に達するという。医療の現場の大変さが予想される。県は医療の現場に診療時間の拡大などを呼びかけている。社会全体でこの冬を乗り越えなければならない。この社会全体をサッカー現象が揺さぶりをかけているのは皮肉なことである。

◇サムライ日本のムードがかつてなく盛り上がっている。優勝候補の一角を占めるドイツ及びスペインをいずれも逆転して下したからだ。サムライの礼儀とマナーが世界に広がっていくのが嬉しい。会場でゴミを集める外国の人々が報じられた。日本にならった姿と思われる。次の対クロアチアに向けて日本も世界も異様な程の熱気である。1点を争うことにメンタルが集中するのがこのスポーツである。日本人のメンタル性に向いているに違いない。外国の信頼できるサッカー誌は日本対クロアチアの勝敗を予測し日本有利を報じている。それによれば41.26対29.12だそうだ。日本の8強入りが現実味を帯びてきた。これは日本のスポーツ文化の将来に影響を与えると思われる。平和への拍車として歓迎したい。

◇「新しい景色」が言われている。サッカーに関する新しい展開を目指すもの。コロナの中で三密を避けるため熱狂は抑えられていた。しかしコロナに打ち克つためにもメンタルを奮い立たせる時。どうやらコロナもピークを超えたかに見える。「新しい景色」は世界の正義とも繋がっている。私は各国の健全なナショナリズムが結果としてウクライナ支援と結び付くことを信じたい。それこそ新しい景色である。(読者に感謝)