人生意気に感ず「国会と国民を舐める大臣の姿勢。私の近著成る。恐るべきコロナの8波に備える」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「国会と国民を舐める大臣の姿勢。私の近著成る。恐るべきコロナの8波に備える」

◇安心感と不安が入り混じって複雑な変化が社会を覆っている。ウクライナの状況は破れかぶれの独裁者が核を使うのかという固唾をのむ緊迫感が流れる一方で多くの人は慣れっこになった感もある。押し寄せる外国人観光客の表情は浮き浮きして戦争などどこ吹く風のようだ。しかし内憂外患とよく言われる。外患はウクライナと北朝鮮のことだが、内憂としては旧統一教会が代表格である。予算委員会の攻防は国民を呆れさせる。ある大臣は教会との関係を突かれる中で「まだある」とぬけぬけと言い放った。国権の最高機関としての国会、そして何よりも主権者たる国民も舐められたものだ。こんな大臣の首をとれないでは国会の存在意義はない。追い詰められ支持率低下に怯える岸田総理が哀れに見える。

◇内憂の一つとして、私は新型ウイルスの第8波を恐れる。専門家はこの冬、より強力に変異した  ウイルスの出現を懸念している。何十億年も変異を重ねながら存在を続けているウイルスを侮ってはならない。得体の知れぬ怪物に向き合うには基本に帰ることが大切だと思う。ワクチンによって免疫力を高める、三密の回避、手洗いの励行、マスクの着用などである。日本はこれまで西欧等と比べてうまくいってきた。日本人の国民性や文化、生活習慣などが真価を発揮したに違いない。敵は変化の天才である。変幻自在の敵と戦うには情報が第一である。敵を知り己を知らば百戦危うからず。孫子の兵法は時を超えた真理である。アンテナを高くして正しく恐れることで8波を乗り越えねばならない。

◇近著「生まれ、いき、そして未来へ」がようやく完成した。上毛新聞の「ひろば」に採用されたうちの103個を取り上げ、それぞれに囲みの欄を設け私のコメントを書き込んだ。提供した一部の読者から「面白い」という反響が起きている。「ひろば」は一般市民が自由な言論によって交流する舞台である。生活の体験や社会問題に対する思いが発信される貴重な存在である。夜間高校の時、級友を殴って障害を負わせたこと、原発反対集会に出て赤旗に向けて「だまれ」と叫んだこと、あるいは102歳まで走ることを宣言など様々なことを書いた。

◇私の発言の舞台の一つに毎月の「ふるさと未来塾」がある。今月は明日22日に迫った。緊迫し混迷する「ウクライナ」を取り上げる。30日に満82歳を迎える私はまだまだ健在で、その4日後は「ぐんまマラソン」で10キロを走る。(読者に感謝)