人生意気に感ず「コロナの勢いはどこまで。スペインかぜのこと。奇怪な少女。内閣支持率急落」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「コロナの勢いはどこまで。スペインかぜのこと。奇怪な少女。内閣支持率急落」

◇新型コロナの猛威はどこまで続くのか。20日の群馬の状況は新規感染者2,790人、累計は18万人を超え死者は400人に達した。日本全体はというと、累計は感染者が約1,698万人で、死者は3万6千人を超えた。そして一日の数は感染者が25万3,265人、死者が254人である。

 こんな状況の中、やや衝撃的なニュースが報じられた。岸田首相の感染である。軽症なのでリモートにより公務を行うという。トランプ前大統領とバイデン大統領が感染したことを思えば岸田首相の感染自体は驚くにあたらないのかも知れない。しかし、ついにここまできたかという感は禁じ得ない。首相となれば防止対策は最高にして万全な筈だからである。

◇私はここで、およそ100年前のスペイン風邪、今日の新型コロナの状況を振り返る。第一次世界大戦の中で発生したため、あっという間に全世界に広がった。この時日本全体では2,300万人が感染し、39万人の死者を出した。群馬県では、ピークの3年間で33万7千人が感染し、死者は3,846人に達したと群馬県史にはある。今日とはワクチンの状況、その他コロナを囲む環境は大きく異なるから比較の意味はあまりないかもしれない。しかし、変異を繰り返す新型コロナのしぶとさには測り知れないという点で参考にしなければならない。

◇少女が起こした異常な事件は何を意味するのか。「死刑になりたくて」、「自分の母親を殺す練習で」と述べている。東京で20日、通りすがりの親子が少女に襲われた。狂乱の社会、そして地球が狂い出したと見られる状況が続く。その影響で人間も狂い出したかと思ってしまう。少女は次のように動機を語った。「母親は不機嫌になると態度に表れる癖があり、自分も似てきていると思って殺そうとした。弟は残されると辛いだろうから弟も殺そうとした。そのために人を殺せるか試そうとした」

 自然界と人間社会の狂乱は人々の心に大きなストレスを与える。ストレスに耐える力は人によって強弱がある。少女はその重圧に押し潰されたのか。やがて詳細が明らかになるだろう。

◇ある新聞社の世論調査は内閣支持率が16ポイントも急落したと報じた。統一教会の問題が大きく影響したことは明らかである。岸田政権の内閣改造の目的は大きく狂ったと思われる。この動向は今後加速するのではないか。野党は正念場を迎えているがあてにならない。自民党の中から心ある人々が立ち上がらねばならない。さもなければ国民から本当に見放されるだろう。(読者に感謝)