人生意気に感ず「天明の大噴火に学ぶ時。旧統一教会はシロアリの如く。コロナと医療崩壊の危機」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「天明の大噴火に学ぶ時。旧統一教会はシロアリの如く。コロナと医療崩壊の危機」

◇天明の浅間大噴火は1783年で犠牲者は1,500人を超えた。今年は二百四十回忌にあたる。日本のポイペイと呼ばれる鎌原の遺跡を訪れる度に私は当時を想像して胸を熱くする。「天明の生死をわけた十五段」。掘り出された石段わきの白い木標は当時の光景を雄弁に語る。必死で逃げる人々とその後に迫る地獄の炎。石段の先の観音堂から和讃の声が流れてくる。「妻なき人の妻となり主なき人の主となり」。生き残った人々は村の世話役の支持で新たな夫婦となって人生を再スタートさせた。このような例は世界広しといえど皆無であろう。その人類文明史的意義は富岡製糸の比ではない。

 本県には五つの活火山があるが現在不気味な沈黙を続けている。本県では災害に無縁という根拠のない安全神話が支配している。鎌原の観音堂の和讃の声は安全ぼけの私たちに目を醒ませと訴えているようだ。

◇旧統一教会の存在は日本人の精神の世界を食い荒らすシロアリに思える。日本人は心に宗教の柱がなくシロアリにとっては巣を作りやすい存在に違いない。憲法は信教の自由を保障する。だから宗教と国家権力は分離されるべきは当然である。しかし健全な宗教教育はなされるべきである。私は旧統一教会とオウム真理教を重ねてしまう。13人の死刑囚を出したオウム事件は高学歴の人々が熱心な信者になって夢遊病者のように凶悪事件を犯し人々を不思議がらせた。旧統一教会とオウム真理教が起こした問題は同様な構造的問題を有している。宗教を正しく受け止め考える精神的基盤がない。だから簡単に白アリに入り込まれてしまう。私は旧統一教会(現平和統一家庭連合)の問題を徹底的に取り上げて乗り越えないと日本の民主主義は本物に育たないと思えてならない。

◇コロナの猛威に関して重要なことは医療の逼迫である。第7波の特徴の一つは感染力がこれまで以上に強いことだ。医療従事者の間でも感染が広がり医療の逼迫が深刻化している。県内の自宅療養者は2万人を超えた。高齢者に対し医療が逼迫すれば高齢者の命は風前の灯火となる。この事態を全国に広げて考えると空恐ろしい。恐らくコロナの状況は今がピークなのかと素人判断に思うが、現在の難関を乗り越えられるのかが懸念される。国と地方が連携して知恵を絞らねばならない。日本の力が試されているのだ。(読者に感謝)