人生意気に感ず「世界を覆う異常気象。46億年の地球の歩みと文明の危機。群馬を襲う大雨の恐怖」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「世界を覆う異常気象。46億年の地球の歩みと文明の危機。群馬を襲う大雨の恐怖」

◇日本各地の異常気象の災害規模は“凄まじい”の一語に尽きる。しかし国外に目を転ずれば日本はまだ良い方だとの感を抱く。地球全体が狂い出しているのだ。

 米南部ケンタッキー州では大規模な洪水に見舞われ、29日までに25人が死亡したと伝えられる。特に同州東部では48時間の降水量が260ミリ超に達したとされる。バイデン大統領は「大規模災害」を宣言し、同州の知事は「州の歴史史上最も壊滅的な洪水だ」と語った。気象の異常は世界各地で常態化し、ノアの方舟のような現象もあり得るかもしれない。異常降雨の例が群馬県にも現実となった。31日深夜のことだ。我が家の頭上でも激しい雷雨と共に叩きつけるような雨である。そしてウェザーニュースは気象庁が群馬県2カ所に「記録的短時間大雨情報」を発表したと報じた。2カ所とは高崎市吉井町付近と富岡市付近である。吉井町付近では21時までの1時間に120ミリ以上、富岡市付近では同じく21時までの1時間に120ミリが降った。記録的短時間大雨情報とは数年に一度しか発生しないような大雨である。深夜の予期せぬ大雨に多くの人々はさぞ不安に駆られたであろう。我が家では柴犬のサンタが狂っている。雷に異常に反応するので私はほとほと困る。精神安定剤を用意しているが鳴り出すと薬も受け付けない。私は雷よりサンタの声に恐れ入ってしまう。異常は洪水だけでなく熱波の程度は生命を脅かす迄に至っている。灼熱の太陽は肌に痛く頭に突き刺さるようだ。昔は考えられなかった40度超えが珍しくなくなってきた。地獄の業火という表現があるが人間の想像力を超えた現象が近づいていると思える。インドでは飛ぶ鳥が落ちると言われるが、所によっては50度を超えるという。この熱波は南極の氷を溶かし北極圏の凍土から閉じ込められていた微生物を解放すると言われる。

◇宇宙時代が急激に開けつつあり、生命の存在する惑星が近いうちに見つかる可能性が高まってきた。そしてもしかしたら知的生命との遭遇もあり得るかも知れないのだ。しかし、46億年という気が遠くなるような歳月を経て今日に至った我々人類及び文明は広い宇宙でも稀有のことと考えなくてはならない。それがごく短期間でしかも人間自らの浅はかさの故に破滅に導くことはどうしても避けねばならない。神が存在するなら人間の所業に天罰を加えるに違いない。(読者に感謝)