人生意気に感ず「コロナ戦は終盤か。小児と高齢者の危機。サル痘は広がるのか。ウクライナの女性たち」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「コロナ戦は終盤か。小児と高齢者の危機。サル痘は広がるのか。ウクライナの女性たち」

◇27日の新規感染者はなんと27万人に達した。この事態にどう対応するか、情報は錯綜している。高齢者と小児の状況が厳しいようだ。子どもの医療現場からは今がコロナ流行後で「一番大変」という悲鳴が上がっている。地域のよっても大きな違いがあるらしい。ある地域の小児医療の専門家は次のように述べている。「子どもたちにとってオミクロン株はインフルエンザより重症化しにくい。混雑する医療機関で何時間も待つより、自宅でゆっくり寝て水分や食事をとった方が回復する」

 最適な対応は何か、医療が逼迫する中で現実的で賢明な道が懸命に模索されている。ある大都市の首長が必死に自宅療養を訴える姿が印象的であった。もちろん唯何もせず自宅にいるのではない。行政と医療が連携して側面からサポートした上での「自宅」である。夏休みが近づく暑い夏はコロナとの熱い闘いの場である。この夏に高齢者と子ども達に何が起こり夏休み過ぎた頃社会はどんな状況になっているのだろうか。高齢者に外出自粛を求める動きも始まりそうだ。

◇最近、私の身近で深刻な事態があった。81歳、私と同じ歳のいとこである。誤嚥性肺炎である大病院に入院、事なきを得て退院間近になった。短期間のリハビリがよいということである病院に転院したが、そこで寝たままの状態で一週間が経ったらこのいとこは見る見る衰えてほとんど歩けないようになった。娘が必死に訴えても病院の対応はよくない。コロナ下ということもあって医療逼迫もあったに違いない。しかし、その中でも家族は「医は仁」という温かい心を求めている。私は院長に直談判してさるリハビリ専門の組織への紹介状を書いてもらい、そく日転院させ、このいとこはそこで適切な処置を受け命拾いした。私はコロナ下で家族との接触も許されない所で、苦しんでいる多くの患者の悲惨な姿を想像した。

◇先日不気味な闇をのぞく思いでサル痘のおどろおどろしい事実を書いた。世界で患者が急速に増える中で日本でも一人確認され衝撃が広がっていた。厚労省は28日、国内の2例目の確認を発表した。東京都内滞在中の30代男性で濃厚接触者は調査中という。確認された2例は氷山の一角なのか。不気味である。

◇再びウクライナ軍が攻勢を強めている。女性で射撃訓練を受ける人が急増とか。レイプなどの実態を前に、戦う女性たちの姿は胸を打つ。ウクライナが東部を奪還することを祈る。(読者に感謝)