人生意気に感ず「サル痘がたかる不気味な闇。日中友好協会で語る民間交流の意義とは」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「サル痘がたかる不気味な闇。日中友好協会で語る民間交流の意義とは」

◇不気味な感染症がまた新たに現れた。WHOのテドロス事務局長は「国際的に懸念もされる公衆衛生上の緊急事態」だと宣言した。「サル痘」の感染が世界中に急拡大している。国内で初確認された。都内在住の30代男性だという。欧州・米国など75の国と地域で、23日の時点で16,000人以上の感染者が報告されている。テドロス事務局長は感染が「複数の性的パートナーを持つ男性の間に集中している」と述べた。主な症状は性器や肛門周辺の皮膚病変、そけいリンパ節の腫れ、発熱が多くみられるという。感染急拡大の事実とこの症状からして、私は自分の知らない闇の世界が深く存在する恐怖を感じる。ギャング映画などによく登場する「お釜を掘られる」という表現に改めて戦慄を覚える。特殊な世界の出来事として諦観していいのか。現在、国内では1人という感染者数は今後どう変化するのか。厚労省は記者会見で感染に伴う差別や偏見を懸念していると発言した。またこの会見で「偏見にあてはまる可能性は十分にある。答えを控えたい」とも述べた。「答えを控えたい」とは随分思わせぶりな表現である。何か重大なことを隠していると思わざるを得ない。事実は小説よりも奇なりというが今後、世界と日本で色々な事実が明らかになるのであろうか。

◇今日は群馬県日中友好協会の総会である。私の会長としての挨拶は5分間が与えられている。5分間の中で短く語るつもりだ。今回の総会は特別である。それはウクライナ戦が進む中で米中そして北朝鮮との対立の中に私たちが置かれているからだ。中国に反感を強める人が急増している。しかし、それにもかかわらず中国との関係は非常に重要である。特に民間の交流の意義は大きい。そこで日中友好協会の役割を語らねばならない。私は中国人の「日本語作文コンクール」にみる若者の主張を取り上げようと思う。先日来県され私と会食した著名な中国人ジャーナリスト段躍中氏が編集したものである。その中で大連外国語大学の張さんは次のように明言する。「中日友好の鍵は民間にあり、将来の中日関係も両国人民の手に握られている。これからも人と人の付き合いが増えていけば日中関係はもっと大きな一歩を踏み出すことが出来ると思う」

 今年は日中国交正常化50周年である。会場にはこれを大書した横断幕も掲示される。真の日中の友好はどうあるべきかを胸に私は発言しようと思う。(読者に感謝)