人生意気に感ず「感染爆発の行方。中国メディアの取材を。日中友好協会の総会は迫る」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「感染爆発の行方。中国メディアの取材を。日中友好協会の総会は迫る」

◇新型コロナウイルスの感染急拡大は止まらない。国内では13日現在9万人を超えた。この分だと10万人を超えるのは時間の問題だろう。厚労相は今後新規感染者の増加が見込まれるのでマスク着用などの対策を徹底すべきと訴えている。8月は夏休みに入る。そして帰省や旅行が増える。人流が加速すれば感染拡大はそれによって更に加速するに違いない。

 重要なのは慣れとコロナ疲れによって危機感が薄れている点だ。若い層に感染者が多い点も感染拡大に影響しているだろう。若者は行動力によって人との接触を増やすからだ。政府は社会経済活動を抑えないことを強調している。このことはコロナは恐くないと暗に示しているように国民の目にうつる。多くの人々は季節性インフルエンザと同じようなものと受けとめる状況になりつつある。

◇昨日中国メディアのオンライン取材を受けた。福建省漳州市のテレビ局である。群馬県日中友好協会の一団が私を団長としてコロナ感染の直前に漳州市を訪れたことがきっかけである。

 多くの質問項目は予め用意されていた。中国語も交えて欲しいと要望されていたので、初めの自己紹介は中国語で行った。漳州市と群馬県の共通点や今後の交流の計画が訊かれた。漳州市は山が多く自然は豊かな点が群馬とよく似ている。私は初めて訪れた辺境の中国で、昔からの伝統と新しい躍進が一体となっている姿に驚かされた生々しい記憶を辿りながら語った。今後の日中関係について、私は民間交流が益々重要になったと簡単に答えたが胸には強い思いがあった。それは最近の中国の覇権主義の動きである。ウクライナ戦争を契機にロシアと一体となって日本との対決姿勢を強めている。このような状況だからこそ民間交流が重要だと私は叫びたかった。

◇日中友好協会の紹介が27日に迫った。今回の総会は緊迫した世界情勢の中で特に重要である。会長として秘かに決意していることがある。真の友好のあるべき姿、そして日本の役割のことである。中国に対する批判が渦巻いている。こういう時だからこそ民間交流の重要さはかつてなく高まっている。日本の役割も正念場に立たされている。日中友好協会の役割もこの流れの中で重要なのだ。このような思いをしっかりと主張したいと考えている。当日は中国の伝統芸能「変面」の上映も行われる。これは中国の日本重視の一面に違いない。(読者い感謝)