人生意気に感ず「部活改革の行方。ひょうの恐怖と異常気象。ウクライナの現実とプーチンのガン」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「部活改革の行方。ひょうの恐怖と異常気象。ウクライナの現実とプーチンのガン」

◇学校の子ども達の部活に外部の人が指導者として当たる制度が始まる。私は学校教育の一環に変革を生む試みとして注目する。部活、つまりクラブ活動は教員の長時間労働などの深刻な課題を抱えていた。またスポーツは教育の重要な一環なのに部活がうまく機能しないため子どもたちの間にスポーツ嫌いを生んでいる等の指摘がスポーツの専門家から私の下にも寄せられていた。外部の人材を入れることは家庭の負担を増やすといった課題もあるが運用次第では新しい血を入れてスポーツの現場を活性化させる効果も生じるだろう。上記の専門家の先生は部活が抱える問題点として勝利至上主義を挙げておられた。スポーツは皆のものでなければならない。勝利に重点を置けば当然不得意な生徒は辛い思いをさせられスポーツ嫌いを生む。外部の人に任せる場合、当然予想されるのは目に見える成果にこだわることである。成果へのこだわりが勝利至上主義に繋がることを私は懸念する。教育委員会にとって試練の場となる。

◇2日午後の「降ひょう」には驚いた。高崎・藤岡市を中心に農作物に甚大な被害が出ている。また人的被害の中高生ら93人のけがが報じられている。ゴルフボール大の物体が遥か上空から猛スピードで直撃するのだから、まともに当たったら衝撃は凄いだろう。「初めて見た」と言う子ども、「長い人生でこんなこと余り経験がない」と述べる老人もいる。世界情勢が緊迫している時が時だけにウクライナの砲撃戦を想像した人をいるのではなかろうか。

 降ひょう自体は珍しいことではないが素人の私はこれも最近の異常気象の一環ではないかと想像する。これから本格的な雨の季節になる。「線状降水帯」のことが本県でも身近に報じられるようになった。何が起こるか分からない中で、ある日突然天が崩れるような事態が生じる気がしてならない。目に見えない所で巨大なプレートが軋み合い限界が近づいているのは間違いないと思う。一番大切なことは私たち一人一人の心の備えである。

◇ウクライナ東部におけるロシアの制圧が報じられている中で、ロシアが深刻に追い詰められているのも事実らしい。世界的規模の経済制裁が効果を上げ始めている。このことがかつての栄光を望むロシア国民のナショナリズムを刺激しているに違いない。錯綜する情報の中でプーチンのガン手術は事実らしい。日本アカデミーにウクライナの美しい少女たちが留学してきた。その横顔を見るとウクライナの現実が幻に思えた。(読者に感謝)