人生意気に感ず「旗艦『モスクワ』の撃沈。対独戦勝記念日は近づく。ソ連兵の組織的レイプは氷山の一角 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「旗艦『モスクワ』の撃沈。対独戦勝記念日は近づく。ソ連兵の組織的レイプは氷山の一角

◇ロシア黒海艦隊の旗艦「モスクワ」がウクライナのミサイルによって沈められたことをアメリカ国防総省が15日認めた。私はこれが大変重要なことに繋がると懸念する。これまでウクライナのミサイルによる沈没をロシア側は否定していた。この事実はウクライナ側の士気を大いに高めるだろう。この旗艦が「モスクワ」という名を付けられていることが示すようにロシアにとっては象徴的に重要な意味がある。だから実際の戦略ばかりでなくロシア軍、そしてロシア国民の精神に重大な打撃を与えるに違いない。追い詰められたプーチンは5月9日の対独戦勝記念日に合せ国民と世界に対する自分の面目を保つために重大なことを実行するのではないか。その危険度が高まったことを私はひしひしと感じる。既に禁じ手の化学物質、サリンが使われたらしい。それは「モスクワ沈没」の前のことだ。今度ウクライナのミサイルによってウクライナが沈められ、更にアメリカから重要な兵器が大量に供給されることが報じられている。このような状況を踏まえたとき考えられるのは限定的な効力を持つ戦略核の使用である。ロシア当局はそのことを示唆し、アメリカCIAの長官はその情報を集めることを最大の使命と表明している。仮に限定的な効果であるにしろ核の使用の影響は極めて大きい。そのときはNATOは決して見過ごすことは出来ない。第三次世界大戦の足音が迫っていることを感じる。

◇ウクライナに侵攻したロシア兵の性暴力は広範囲かつ組織的に行われているとされる。しかもそれは氷山の一角と訴えられている。この状況は何を意味するのか。想像すると空恐ろしくなる。ゼレンスキー大統領は演説で糾弾した。「数百件のレイプ被害が記録されている。未成年者や幼児、乳児も含まれる。話すのも恐ろしい」。私の想像力の限界を超えるものだ。ウクライナ最高会議の人権担当者はブチャの被害を訴える。「14~24歳の女性25人ほどが住宅の地下室で組織的に暴行され、内9人が妊娠した」。また、ブチャの幼稚園の地下に閉じ込められていたある民間人女性は証言した。「ロシア兵が若い女性を物色し乱暴を繰り返した。女性たち女性は顔に泥を塗り魅力的に見えないようにした」。私は77年前の満州に於けるソ連兵の非道を直ぐに連想した。ロシア軍の幹部が知らぬはずはない。放任しているとすれば女性に対する人権を全く意に介さないこの国がサリンや核を使うことは容易にあり得ると思う。この続きを明日のブログで是非訴えたい。(読者に感謝)