人生意気に感ず「ロシア兵は野獣か。かつてのアメリカ統治を思う。ロシア人の良識を信じる」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ロシア兵は野獣か。かつてのアメリカ統治を思う。ロシア人の良識を信じる」

◇ウクライナから日本に逃れた女性がロシア兵の恐怖を述べた。福井市に着いた母と娘は「ロシア兵は野獣です」と語る。ロシア兵による女性への性的暴行が横行しているらしい。古来、戦争に伴う被害は無防備の民間人に於いて著しい。特にどこでも語られてきたのが女性の悲劇である。兵士が占領地でいかなる行動を示すかにはその国の文化度が現われる。終戦時の満州に於けるソ連兵の蛮行は筆舌に尽くしがたいものだった。「ロシア兵は野蛮です」の言葉はロシアという国の本質が変わっていないことを物語る。この点で特筆すべきは敗戦後の米兵の進駐に際しての懸念であった。この時、群馬県は各市町村に次のような回覧板を配布した。それには特に女性が注意すべきこととして「服装は地味にし薄物とは肌を見せることはせず事故の防止にはモンペ着用を忘れぬように」とあった。しかし進駐軍には予想されていた非人道的行動は少なかったのである。これは民主主義を守ることを掲げて戦った連合軍の姿勢として十分頷けることであり、かつ戦後の日本支配の方針として民主主義の確立を求めたアメリカがその一歩としても進駐軍の規律の維持に力を注いだ結果に違いなかい。これと比べて現在進行しているウクライナに於ける残虐行為は大義なき戦い、そしてそれを支えるロシアという国の日民族的本質が露呈した姿に他ならないと思う。

◇現在ロシア軍の民間人に対する数々の信じがたい戦争犯罪が報じられている。その一例がボロジャンカに於ける100人を超える生き埋めである。マンションが攻撃された際、その住民は地下室に避難していたため崩れた建物の下敷きになった。ある証言は語る。「地下からは助けを求める声が聞こえていたがロシア軍が捜索を認めなかった」ボロジャンカで倒壊したマンションは他にもある。同じような犠牲があったであろうことが報じられている。

◇ウクライナの住民でその人権や命を否定された人々がいかに多いかは謎であり不気味だ。シベリアに送られた人々が居ると言われる。また、一説にはウクライナの住民を全て国外へ追い出してウクライナを根こそぎ空にすることを狙っているとも言われる。正にジェノサイドだ。そしてプーチンは口ではウクライナの人々は兄弟だと発言する。私はロシア国民にも人間として良識ある人々は多いことを信じる。国の体制とそれを動かす指導者の犠牲者ともいえる。プーチンのような人物の存在をいつまで許すのかを世界は問われている。バイデン大統領の役割がますます大きくなっていると思う。(読者に感謝)