人生意気に感ず「プーチンのガン説に思う。チェルノブイリ攻撃の恐怖。福島原発事故は終息していない」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「プーチンのガン説に思う。チェルノブイリ攻撃の恐怖。福島原発事故は終息していない」

◇ロシアがにわかに大きな妥協とも見える変化を示し始めたのはプーチン氏の身体的状況と関わることなにであろうか。パーキンソン病についてはアメリカなどの情報機関等が既に指摘していた。ところが最近のロシア内外のメディアはプーチンの甲状腺がんについて指摘しているのだ。

 ロシアのメディアはプーチンの別荘を甲状腺がんの専門家たちが頻繁に訪れていることを指摘、英紙デイリーもプーチンの判断に関して、甲状腺治療薬の副作用が関係しているらしいと分析している。事態は私たちの知らぬところで重大な動きが生じているのかもしれない。事実とすれば唯一人で重大な決定を下す独裁体制の意外な弱点を露呈していることになる。仮にプーチンががんのために倒れる事態になれば原発施設を攻撃させたことに対する天罰といえるかも知れない。チェルノブイリの攻撃、そして現に稼働中のサボリージャの攻撃は専門家を驚愕させる暴挙であった。

◇ウクライナの国営原子力企業によればロシア軍は最も汚染された立ち入り制限区域内でざんごうを掘って兵士に作業させたと指摘している。同企業によれば相当量の被爆した兵士の中には反乱や脱走の動きを見せる者もあったという。また、ウクライナの別のメディアは放射線の急性症状が出てパニックに陥ったロシア兵の存在を指摘している。

 東京工大の専門家は「大量の放射性廃棄物を含んだ砂を適切な指示も十分な知識もないままスコップで掘り返しているに等しく論外だ」と非難している。

 これらの放射能の恐怖は広島・長崎を経験した日本にとって、更には11年前の福島第一原発の事故を味わった私たちにとって他人事ではない。

◇チェルノブイリ原発事故の時、近くに住んでいたあるウクライナ人は語る。一時的に身を寄せた親戚の街で「伝染病」という言葉を浴びせられたと振り返る。私は福島第一原発事故の際、避難した人々が様々ないじめや差別に晒された事実を思い出す。プーチンの犯罪として現在世界の世論は誠に厳しいが日本は「人災」と指摘された福島第一原発事故を改めて反省の材料として受け止めねばならない。まだまだ終息していないのに原発の再稼働が公然と議論されるようになった。ロシアと同様なことが民主主義を誇る日本で起きている事実を私たちは深刻に受け止めねばならない。(読者に感謝)