人生意気に感ず「プーチンとヒトラー、第三次世界大戦の足音が聞こえる」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「プーチンとヒトラー、第三次世界大戦の足音が聞こえる」

◇国会では全ての野党がロシアの武力侵攻を激しく非難している。世界の世論の縮図といえるだろう。世界の人々は今一様にヒトラーの出現に言及している。例えばウクライナ政府の公式アカウントは24日、ロシア軍の侵攻を非難しプーチンとヒトラーが親密にしているイラストをシェアし、「これは今の私たちだけでなくあなた方が直面している現実だ」と警鐘を鳴らした。また、ウクライナの高官は「ウクライナと世界は今ヒトラーを阻止しなければ第三次世界大戦が勃発するだろう」発言、米議会のナンシー・ペロン下院議員は「ロシア軍の侵攻は第二次世界大戦直前にナチスがチェコスロバキアのズデーデン地方を占領したのと同じと指摘した。そして最も強烈なメッセージはバイデン大統領のものだ。26日の公開ネットの番組で次のように述べた。「選択肢は2つある。ロシアと戦争して第三次世界大戦を起こすか、国際法を犯した国にその代償を支払わせるかだ」。バイデン氏の意図するところは軍事介入せずに大規模な経済・金融制裁によってロシアの侵攻を食い止めることだ。しかし第三次世界大戦に言及したことは私たちの胸に大きなインパクトを与えるものである。

 第三次世界大戦がにわかに現実味を帯びてきた。それを食い止めるのは人類の英知でありそれが今試されている。この英知を結集する上で日本は重要な役割を果たさねばならない。

 なぜなら、日本は人間尊重と平和を基盤とする憲法を持ちこれを貫いてきた国であり人類初の核被爆国である。それに、東西両文明に深く関わる歴史的地理的条件をもつからである。

今回のウクライナ戦争と第三次世界大戦を考える上で中国の動きは非常に重要である。中国は今の状況を冷静にじっと見守っているに違いない。中国も過去に於いて列強に踏みにじられた屈辱の歴史をもつ。そして悲願である海洋進出を目指して国際秩序を乱そうとしている。ロシアと似た国家政策を持つ専制国家なのだ。しかし中国は強かで賢明である。世界の大勢の中で孤立化を歩む愚は避けるに違いない。現にロシアを非難する国連の決議に於いてロシアと同様の常任理事国でありながら「反対」でなく「棄権」の道を選んだ。私は群馬県日中友好協会の会長として中国が今回のウクライナ戦争で超大国として責任ある選択を学ぶことを望んでいる。真の友情を築くために時には茨の道を貫いて行かねばならないと思っている。(読者に感謝)