人生意気に感ず「ふるさと塾で“ホーキングと宇宙人”を語った。ある天才少年とのエピソード。その時は | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「ふるさと塾で“ホーキングと宇宙人”を語った。ある天才少年とのエピソード。その時は

◇12日の「ふるさと未来塾」はオミクロンの激化の中で実施できるのか不安であったが約40名の参加者に私の「宇宙」を語ることが出来ほっとした。

 世は正に宇宙時代の只中にある。この瞬間にも銀河は我々を乗せて無限の彼方に広がりつつある。私の思いは塾生の胸に宇宙への好奇心の芽を育てることにあった。それによって人生が豊かになることを願うのである。古来老人は過去を語ると言われてきたが認知症の時代にあって老人は宇宙を語るべきである。好奇心こそ認知症の特効薬なのだ。こんな思いで私は車イスの天才ホーキングや膨張宇宙を発見したハッブルを語った。

 東大で宇宙を語ったホーキングは宇宙人との遭遇には警告を発していた。文明の発達段階が違い過ぎることから悲劇が生まれることを懸念したのである。中国には世界最大の地上の天文望遠鏡「天眼」がある。口径500メートルの巨大装置は中国南部の貴州省にあり、この貴州省を最近私と訪れた塾生たちはこの望遠鏡の話に目を丸くしたのである。この望遠鏡が宇宙からと思われる信号をキャッチしたと報じられた時、ホーキングは「応答するな!応答するな!応答するな!」と厳しい警告を発した。

◇ハッブル宇宙望遠鏡の話をした。ハッブルはアンドロメダ銀河が我々の銀河の外にあることを発見し、これによって銀河が無数に存在すること、しかもその銀河が膨張していることを発見した。ハッブル宇宙望遠鏡はハッブルの死後地球を回る軌道に打ち上げられた。地上の望遠鏡は「天眼」のようにいくら巨大でも空気に妨げられて宇宙の正確な情報をキャッチできないのだ。私は話を身近にするために東大の寮で同室だった天才少年M君のことを話した。私の宇宙への目はこの人によって開かれたのである。あれから50数年が経つ宇宙の時と比べたら人生は一瞬である。膨張宇宙のことも宇宙人のことも天才少年が話したようになってきたから不思議である。

◇最近、知的生命体の話がにわかに増えてきた。これはアメリカがUFOに関する報告書を国会に提出したことも影響していると思われる。1月11日の某全国紙は「我々の存在はすでに人間のような知的生命体にばれているかもしれない」と科学誌ネイチャーに発表した。ホーキングは2018年に亡くなったが生きていたらどう反応するか興味がわく。私の生きているうちに宇宙人に関する画期的なことが分かる気がする。ぼけてはいられない。(読者に感謝)