人生意気に感ず「忍び寄る別系統のオミクロンの影。今日、尾身朝子氏の国会質問がNHKで」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「忍び寄る別系統のオミクロンの影。今日、尾身朝子氏の国会質問がNHKで」

◇3回目のワクチンを2月1日に接種することになった。妻と同じ広い会場で同時刻である。ワクチンの種類はモデルナである。デマも含め様々な情報が飛び交っている。その情報の中にはコロナは終息に近づいたから接種の必要はないというものもある。しかし私はこの説には組しない。ウイルスの強かさを考えたときワクチン接種は最も重要な身を守る術の一つと固く信じている。ウイルスのしぶとさは想像を超える。何十億年もウイルスが存続しているのは絶えず変化するからだ。人間が特効薬を開発してもすぐにそれを乗り越えてしまう。

◇別系統のオミクロン株が登場したらしい。オミクロン株が現れあっという間に世界を席巻したのは最近のことである。オミクロン株の一種であるが現在のとは別系統のもので専門家は現在の「BA・1」に対して「BA・2」と名付けている。デンマークなど一部の国ではこれが主流になり始めており日本でも感染例が確認されているという。現在の最大の関心事は、この「BA・2」によって現在の「第6波」が大きく広がるのか、それとも「BA・2」による「第7波」が到来するのかということである。ちなみに「BA・2」の感染力は従来の「BA・1」の倍近い高さであると言われる。

 私たちの最大の関心事は現在の状況がコロナ終息のサインなのか否かである。一部で盛んに言われているのは季節性インフルエンザや普通の風邪と同様に扱ってよいというものだ。専門家はこれを厳しく批判する。「感染者が増えれば高齢者や基礎疾患のある人を中心に重症者が増える恐れがある」、「これから先、人間にとって更なる脅威となる変異株が出てこないとも限らない」というのだ。じわりと忍び寄る不気味な影「BA・2」を水際で阻止しなければならない。

◇新型ウイルスが不気味に変異する状況の中で改めて痛感するのは正しく恐れること。これは今後も続く人類の課題である。

 今日31日13時30分から衆議院予算委員会で尾身朝子氏が質問席に立つ。質問要旨は「科学技術イノベーションの推進について」及び「女性活躍の推進について」。これらは現在の社会で非常にタイムリーで重要である。岸田総理及び各大臣がどう答えるかに注目している。昨日も準備に真剣に取り組む姿が長男の真志君から私に伝えられた。科学技術の推進に全力を傾けた父親の尾身幸次氏も声援を送っている。一人でも多くの人にNHKをご覧頂きたいと切望する。(読者に感謝)